いずれも豪ASXに上場するCuFe Limited、Emmerson Resources Limited、Tennant Minerals Limitedのジュニア企業3社は、2月3日、豪ノーザンテリトリー(NT準州)にて共同形成している戦略的Tennant Creek銅アライアンス(TCCA)が、ノーザンテリトリー政府および連邦政府から総額60万豪ドルの助成金を授与されることになったとの声明を発表した。本助成金は、このアライアンス加盟企業による追加費用としての同額拠出と合わせ、同地域での複数ユーザー向け重要鉱物・その他高付加価値鉱物処理施設の設立に向けた実現可能性調査に充当されるとのこと。
“Tennant Creek銅アライアンス”は、2024年10月、同地域における銅、金、その他重要金属の開発機会について協力するため、前述3社が結んだ戦略的提携。主な目的は、各企業のプロジェクトから生産された鉱物の共有処理施設の設立で、これにより単独プラントと比べ資本コストや環境負荷が大幅に削減できること、より効率的かつ費用対効果の高い開発経路を提供することなどが期待されている。
今回政府から助成金を受け取ることになった本調査は、2026年6月までの完了を目標としているといい、具体的に調査対象となるのは、最適な加工プラント構成や資本・運営コストの投入要素、最適な立地条件、インフラ需要、最終製品および関連する市場潜在性、許可・承認などの環境要件、物流体制、ガバナンスなど。また、本処理プラント調査の結果は、各提携メンバー(各企業)の個別開発プロジェクトの実現可能性評価に重要な情報を提供するものであるとも述べられている。
3社の重役らは、共同コメントという形で、「Tennant Creek銅アライアンスの結成以来、各社は提案されている処理プラントの基盤となるそれぞれのプロジェクトで引き続き大きな進展を見せています」と語り、具体的には、“CuFe 社によるGecko および Orlando の鉱物資源の大幅な増加発表”、“Tennant Minerals 社による Bluebird の初の鉱物資源報告”、“Emmerson 社による Hermitage 鉱床の有望な掘削結果発表の継続”などが例として挙げられた。なお、CuFe 社のGecko およびOrlando鉱床ならびに Tennant Minerals 社の Bluebird 鉱床には、銅に加え、いずれも重要鉱物であるビスマスおよび金と銀も含まれているとのことである。
(IRUNIVERSE A.C.)