Loading...

インド、レアアース永久磁石を生産開始へ 民間も巻き込み年内に、予算は確保済み

2026/02/21 18:59
文字サイズ
インド、レアアース永久磁石を生産開始へ 民間も巻き込み年内に、予算は確保済み

 インドのレディ鉱山相は2月19日、インド商工⁠会議所連合会(FICCI)主催のイ‌ベントで「2026年内にレアアース永久磁石の生産開始を目指す」と表明した。ロイター通信が同日伝えた。インド政府は2025年11月にレアアース磁石の生産計画を承認し、予算も確保済み。旺盛な国内需要に対応するとともに、中国依存からの脱却も目指す。

 

関連記事: インド、レアアース磁石生産に1300億円弱投資へ 世界の主要生産国目指す

 

■政府が技術を開発、4プラントを建設へ

 報道によると、レディ氏は鉱山省と国営機関が⁠永⁠久磁石生産技術を開発したと説明し、民間企業とも協力して複数州に4つの重要鉱物処理プラントを建設する計画だと述べた。別の報道によると、建設予定地はグジャラート州、アーンドラ・プラデーシュ州、オリッサ州、マハーラーシュトラ州。このうちグジャラート州ではすでに事業が始まり、アーンドラ・プラデーシュ州も着手準備を終えたとも伝わった。

 

 米地質調査所(USGS)による​と、‌インドの⁠レアアース​埋蔵量は690万トンで世界3位だが、採掘はごく一部にとどまり、需要の多くは中国産に頼る。一方でインドの永久磁石消費量は、2030年までに倍増すると予測さ​れている。

2025年には中国がレアアースの輸出規制に踏み切ったことで、インドの自動車生産が滞るなど産業が混乱する場面があった。このため脱中国依存の要望は国内消費者からも上がり、国内生産は待ったなし。だが、中国が一手に握る加工技術の問題など、クリアすべきハードルも多い。

 

(IR Universe Kure)

関連カテゴリ

関連記事

新着記事

ランキング