2026/03/09 22:06
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春節休暇明けとともに再び上値を試してきていたリチウム市況に足元、天井感が出てきた。ジンバブエによるリチウム濃縮物など未加工鉱物の輸出停止の発表も重なって急反発していたが、ここにきて押し戻され始めた。主要指標の炭酸リチウム(99.5%、China)で9日現在、2月末に記録した直近の最高値比で2,500元安の1トン15万6,000元(仲値)の水準にある。主要仕向け先になるEV市場で大手メーカーの2月の販売不振が確認され、成長分野のBESS(バッテリーエネルギー貯蔵システム)でも有望な輸出先である中東の情勢緊迫化で先行き懸念が浮上してきたためだ。上下動を繰り返しながらも昨年後半以降、上値を試してきた同市況が本格的な調整局面入りするのか、ひとつの節目を迎えている。
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