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イボキン、三井物産とMOU締結―金属スクラップの安定供給システム構築へ

2026/04/21 06:00 FREE
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イボキン、三井物産とMOU締結―金属スクラップの安定供給システム構築へ

総合リサイクル事業を営むイボキンは21日、脱炭素で大きな変革期にある鉄鋼産業における金属スクラップの安定供給システム構築を目指して、三井物産と戦略的業務提携(MOU)を締結し、協業を開始したと発表した。動脈産業や最終ユーザーの選択意識が変化し、再生素材の活用やカーボンを尺度にした価値判断が強まってきていることなどを踏まえ、今回のMOU締結に至ったという。

 

今後、イボキンは、「解体ゼネコン」というコンセプトを打ち出し、建物や産業機械の解体から分別、資源化、さらに再資源化の最終段階まで責任を持つという「総合的な資源循環企業」の道を切り拓きたい考えだ。

 

イボキンの高橋克実代表は、「三井物産との戦略的業務提携は、当社が次なるステージへ進むための重要な一歩」とした上で、本提携では、これまでの当社の知見を改めて棚卸しし、解体やリサイクルの工程から得られる『マテリアルバランス』や『カーボン』に関する精緻なデータを抽出し、可視化。そこに三井物産の『幅広いネットワーク』や『新たな技術』を掛け合わせることで、プロセス全体の抜本的な改善と高度化に両社で取り組んでいく」と意欲を示している。

 

イボキンの高橋代表

 

また、三井物産金属資源本部製鋼原料部の西光良友部長は、「イボキンは、スクラップ発生源である解体工事の施工から再資源化・処分までを一貫して担う、非常にユニークな企業」と高く評価。「現場に根差した高い専門性を背景に、バリューチェーンを俯瞰した最適なソリューション提供が可能であり、鉄スクラップをはじめとする金属スクラップの安定供給体制構築に向け、心強いパートナーであると感じている」とコメントしている。

 

三井物産の西光部長

 

(IRuniverse K.Kuribara)

 

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