住友化学は27日、5月1日出荷分から硫酸価格を値上げする方向で、需要家と交渉を始めると発表した。改定幅は濃硫酸(濃度98%以上)で1キロ当たり11円、薄硫酸(濃度70%以上)で同9円としている。
値上げ理由について、同社では「硫酸事業は原料である硫黄価格の上昇に加え、国内需要の減少および製造設備老朽化に伴う設備維持・補修費の増加を受け、事業全体の採算が悪化している。さまざまなコスト削減に取り組んできたが、自助努力だけではこれら増加費用全てを吸収することは困難であると判断した」としている。
(IRuniverse G・Mochizuki)