三菱マテリアルは6日、6月に公表した「伸銅品事業における棒製品およびエコブラス鍛造品の製造・販売終了について」に関連して一部の製品の供給継続に向けた取り組みを進めるため、キッツメタルワークス(長野県茅野市)との間で技術供与契約を締結したと発表した。
三菱マテリアルグループは伸銅品事業において、市場環境や需要構造の変化を踏まえ、製品構成の最適化による事業基盤の強化を進めているなかで、今後の事業展開を見据え、棒製品やエコブラス鍛造品の製造・販売を終了することを決めた。今回の契約は、このような状況のもと、対象製品の供給継続に向け、キッツメタルワークスにおける生産体制の構築を支援することを目的として締結したもの。
三菱マテリアルはキッツメタルワークス社とは、長年にわたり伸銅品事業における製造パートナーとして協力関係を築いてきた。同契約に基づき、三菱マテリアルは対象製品の製造に関する技術支援を提供。キッツメタルワークス社は同技術を活用し、ECO BRASS®、UH13をはじめとした銅棒・エコブラス・特殊黄銅棒等の生産体制の構築を進める予定だ。
対象製品は以下の通り。
- 銅棒(C1010, C1020, C1100, 電子管用無酸素銅, Class1, Class2, テルル銅)
- ECO BRASS®
- UH13(耐摩耗性銅合金)
- UR30ST(海面養殖生簀用銅合金)
- TS1AS(船舶用高力黄銅)
- INIFK(微細結晶エコブラス用母合金)
(IRuniverse K.Kuribara)