アジアのステンレス鋼材市場は足下ニッケル相場高ではあるが買い控えムード強く動きに乏しい。「韓国・台湾を中心としたアジア向け(含む東南アジア)は大口物件があるとの話はあるものの、順延の見込み」（ステンレス鋼材商社）とのこと。通期決算でもあり、足元はニッケル価格上昇の折だが、11月半ばまでは下降気味であったためユーザーは買い控えている状態。

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