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11月の銅の概況及び12月の見通し    橋本アルミ(株) 橋本健一郎

2018.12.05 08:18

予想レンジ

LMEセツル     6000-6400ドル         

    建値     720-770円            

    為替     111~114円 (1か月間TTM)  

 

 

■国際概況

 前半は、米中間選挙で下院過半数を民主党が奪回したこと、通商問題でクドロー米国家経済会議委員長が草案作成の報道に関して、大きな動きはないと報道を否定するなどのマイナス材料もあったが、トランプ米大統領が中国の習近平国家主席と貿易や北朝鮮問題を巡り「非常に良好な」対話を持ったとし、来月開催される主要20カ国・地域(G20)首脳会議で首脳会談を行う見通しと語ったこと、中国の王岐山国家副主席が中国が米国と双方の課題について話し合い両国に受け入れらる解決に向かって作業する準備があると声明を出した。などを好感しUP。

 11月15日時点で6130ドル(セツル)と月初価格より57ドルUPの前半締めとなった。

 

 後半はオランダ銀行のABN AmroがNyrstarの7億50百万ユーロに上る負債の再編レポートを投資家に向けて発信したこと ユーロ圏のPMIが低下を続けていることなどのマイナス材料もあったが、年末商戦の開始日とされる23日の「ブラックフライデー」のインターネット通販の売上高が前年比24%増となったこと中国の精錬所と鉱山会社の合意で供給ひっ迫が懸念されたことなどを好感しUP

 12月4日 現在、後半スタート価格から119ドルUPの6307ドル。

 建値75万円のスタート。

 

 

■前月の経済指標

 ◆月間のドル/円レート (TTS)

 114.26 → 114.64(円)

 グラフ

                                                                    出展  MIRU

 

 

 ◆自動車生産台数                                      

 日本自動車工業会によると9月の自動車生産台数は前年比-5.3%の80万9884台であった。

表

 

 

 ◆自動車販売台数

 日本自動車販売協会連合会によると11月の自動車販売台数(軽除く)は前年比+3.8%の27万9594台

表

 

 

 自動車生産台数

グラフ

                        出典 日本自動車工業会

 

 

 自動車販売台数推移

グラフ

                    出典 日本自動車販売協会連合会

 

 

 新設住宅着工件数推移

・ 平成30年10月の住宅着工戸数は83,330戸で、前年同月比で0.3%増となった。また、季節調整済年率換算値では95.0万戸(前月比0.8%増)となった。

表とグラフ

                         出典 国土交通省統計

 

 

 ◆貿易関連指標

 輸出

 財務省貿易統計によると輸出は前年比で電気銅が+36.3%の4万6495t、スクラップが+14.4%の3万997t。

表

 

 

 輸出推移

グラフ

 

 

 輸入

 輸入は 電気銅が前年比+163.3%の3809t、スクラップ +27.9 %の1万2494t

表

 

 

 輸入推移

グラフ

                              出典 財務省 貿易統計

 

 

■前月の国内指標   

 日本伸銅協会発表の伸銅品生産推移(速報)によれば前年比+2.7%の7万3400t

グラフ

                            出典 日本伸銅協会

 

 

 日本電線工業会発表の出荷速報(推定)

 銅電線出荷量は、前年比+2.6%の6万4300tであった。

グラフ

                              出典 日本電線工業会

 

■国内概況まとめ

【自動車】

 9月の自動車生産台数は前年比-5.3%の80万9884台であった。

 輸出は42万7073台で前年同月比+3.8%。          

 

【販売】

 日本自動車販売協会連合会によると11月の自動車販売台数(軽除く)は前年比+8.3%の27万9594台

 内  乗用車  +8%  

    貨物   +10%       

    バス   +13.1%    

          

【住宅】

・ 平成30年10月の住宅着工戸数は83,330戸で、前年同月比で0.3%増となった。また、季節調整済年率換算値では95.0万戸(前月比0.8%増)となった。

・ 住宅着工の動向については、前年同月比で先月の減少から再びの増加となっており、利用関係別にみると、前年同月比で持家、分譲住宅は増、貸家は減となった。

・ 引き続き、今後の動向をしっかりと注視していく必要がある。

 

【伸銅品生産】

 伸銅品生産 前年比+2.7%の7万3400t 5か月ぶり増加。

 好調要因は自動車向け需要だが、もう一方の好調だった半導体向けに陰りが見えてきた                          

  内需 6万612t +2%     5カ月ぶりプラス

  輸出 1万2788t  +6.3%  5カ月ぶりプラス

  銅条 2万4371 t +3.5%  5カ月ぶりプラス

  黄銅棒1万6002t -4.1%   2カ月連続マイナス

 

【電線】

 前年比+2.6%の6万4300t

 うち 国内 +4.6% 輸出が -48.3%       

    通信 +1.5%、電力 -1.8% 電気機械 +0.1% 自動車 +6.2%

    建設電販+6.6% その他内需+4.6%

 

【輸出】   

 電気銅輸出が+36.3%の4万6495t。

 銅スクラップが14.4%の3万997t。

 

【輸入】

 電気銅が+163.3%の3809t。

 スクラップが+27.9%の1万2494t。

 

【見通し】

 ・自動車は生産が-5.3%。国内販売台数が前年比+8.3%生産は4カ月連続マイナス。

 ただ販売が大幅に拡大しておりこれが続くかどうか今後に注目。

・ 住宅着工の動向については、前年同月比で0.3%増となった。また、季節調整済年率換算値では95.0万戸(前月比0.8%増)となった。

 今後プラス傾向が続くのか今後の動向に注目

・伸銅品 5カ月ぶり増加 前年比+2.7%。

 需要の多い銅条5カ月ぶりプラス、黄銅棒は2カ月連続マイナス、輸出5ヵ月連続振りプラス

 今後再びプラスが続くか注目。

・電線 前年比+2.6%の6万4300t

 輸出が―48.3%。

 需要の多い 自動車、建設電販がそれぞれ +6.2、+6.6%

・銅輸出は 地金 スクラップとも増加!円安を受けて

・銅輸入は 好調な生産を背景に増加。

 

【スクラップ景況予想】

 流通在庫は月初の建値72万から75万まで回復。ここ最近の平均建値まで回復してきてtることから要因から出てくるのではないか?

 需要面に関しては足元の生産状況回復傾向。

 購入意欲は高くはないが慢性的な原料不足で品費の良いスクラップは需要がある。

 年末に向けての狼狽売りも考えられ需給は緩むのでは?

                                              

【LME・為替予想】

 今月は米中貿易戦争の動向と朝鮮半島問題に左右される

 米中間選挙に関しては先のG20で中国からの輸入品の関税を来年1月に引き上げる制裁措置を一時、(90日)見送ることを発表、代わりに中国は、貿易の不均衡を是正するため、アメリカから農産物やエネルギー、それに工業製品などを買い入れることで合意するなど中国側に軟化が見られることから90日以内に合意するのではないか?

 朝鮮半島問題に関しては非核化実行なら「金委員長の望みかなえる」と文大統領に伝言しており、金委員長との2回目の首脳会談を来年1月か2月にも開きたいとの意向を示していることからこちらも前進するのではないか?

 これらを踏まえた12月の銅価格は

 米中貿易戦争でアメリカに有利に進展し 朝鮮半島問題で非核化に向けた動きが出た場合6400ドル付近                                          

 両条件が揃わなかった場合現状からもう一段安の6000ドル付近まで下落するとの予想。

 ドル円値は112円~114円(TTM)台を予測。

 銅建値に関しては720-770円程度と予測している。    

 

 

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