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条鋼類その他で16カ月連続の長期据え置きへ 東京製鐵

2019.05.20 14:41

 20日、東京製鐵オフィスで恒例の記者会見が行われた。

 

 会見冒頭、今村常務は、6月契約の製品価格について全品種据え置きを発表した。

 

 据え置きは16か月連続となる。

 

 ベース価格は以下

  H形鋼=8万9,000円

  縞H形鋼=9万9,000円

  I形鋼=9万1,000円

  溝形鋼=8万9,000円

  角形鋼管=8万4,000円

  厚板=8万3,000円

  U形鋼矢板=10万1,000円

  異形棒鋼=6万9,000円

  ホットコイル=7万4,000円

  酸洗コイル=7万9,000円

  溶融亜鉛メッキコイル=9万8,000円

  縞コイル=7万7,000円

  熱延鋼板=7万9,000円

  酸洗鋼板=8万3,000円

  縞鋼板=8万2,000円

 

 輸出は、ホットコイルで540~560ドル。先月比で10ドルほど下落。H形鋼で670~690ドル。いずれも調整局面になった。

 

 5月生産は、23万5,000トン。H形鋼で10万トン。ホットコイルで9万5,000トン。輸出で3万トン。厚板で2万トン。

 

 今村常務は足元のマーケット状況について

 「海外マーケットは、米中貿易摩擦による、関税引き上げで先行き不透明感が高まり様子見状態となっているが、中国の実体経済がおおむね堅調で、世界の鉄鋼需要もしばらくの間、増加基調が継続すると見られる。

 国内マーケットは、GWの間の稼働日数減少もあり、4,5月の流通販売量はやや低調になり、更に各メーカーの3月末期出荷増の影響で、市中在庫が積みあがったが、現在メーカーサイドが国内向け供給数量を調整しているため、4-6月には在庫調整の完了が期待できる。

 一方建設向けを中心に国内需要は堅調。現在昨年末に仕事が集中した反動と、ボルト問題、人手不足という要因が重なり、4-6月は比較的加工能力に余裕があるものの、7-9月は昨年同様の繁忙期を迎えると見ており、需給も引き締まっていくと見られる。

 ただ、生産コストは引き続き高止まり、価格引き上げも検討したが、足元の状況を見て、今月も据え置きを決定した」と語った。

 

 

世界的に様子見状態か

 今村常務はさらに補足説明として

 「海外については、米中貿易摩擦の影響から先行き不透明になっているが、特に米国、欧州方面が下げ基調になっている。アジアは、米ドルに対する通貨安になっており、このため、ホットコイルの輸出が米国、欧州に向かわずにアジア方面に向かっている。韓国、台湾も通貨安になっているが、全体を見てもホットコイルが10ドルくらい下落している。全体的に買い手が、更に下がるかもしれないという状態で見ている」と話す。

 

 また、一部そのような安売りをしているところもあるが、鉄鉱石、原料炭などの原料価格が高いレベルで推移しているので、価格自体が下げられないという各メーカーの思惑もあるので、安売り商売はできないと話す。

 

 国内については

 「国内は建材向けを中心に、依然として需要は高いが、ボルト不足問題、人手不足問題で工期がずれ、荷動きが緩慢になり、在庫水準が高いが、7-9月に首都圏開発等、大小様々な案件が動き始めるので、市中の動きも活発化すると見ている。一方、薄板については、輸入材等の影響で、中継港のヤード等に積みあがった状態ということであり、売り手多いが、買い手が少ない。446万トンという高いレベルの在庫を、調整する必要があるが、これも供給サイドの調整で解決を見ると思われる」と話す。

 

 スクラップについては

 「これまでは日本の屑の割安感があったが、米コンポジットで130ドル下落して、253ドル。台湾コンテナで280ドルを切った。トルコは290ドルから反発傾向にあるが、海外がここまで下がるとやはり日本屑の割安感はなくなってきている」とのこと。

 

 

(IRUNIVERSE Hatayama)

 

 

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