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日工(6306) 20/3Q1決算メモ

2020.08.07 08:59

  21/3期は公共事業増で3.8%増収7.1%営利増予想、コロナで環境激変から中計達成は時間要す。

 

 

要約

 ・21/3Q1は9.1%減収47.9%営利増、経常2.7倍、受注29.4%増と海外減収も原価改善寄与

 ・21/3期予想変更無くアスファルトプラント、メンテナンス拡大で3.8%増収7.1%営利増予想

 ・コロナ影響で中計の22/3期売上高380億円、営利30億円達成は1~2年遅れる見通し

 

 

グラフ21/3Q1は9.1%減収47.9%営利増、経常2.7倍、受注29.4%増と海外減収も原価改善寄与

 8/6に21/3Q1が開示された。20/3Q1は売上高72.71億円(9.1%減)ながら、営利4.07億円(47.9%増)、経常利益9.79億円(2.7倍)、税引利益7.46億円(2.8倍)、受注94.69億円(29.4%増)、受注残144.17億円(112.9%増)となった。コロナ影響で中国向けを中心に工場停止影響が1.5ヶ月あり、この影響で海外売上が減少も、国内中心に好調が続いた。

 

 部門別ではAP(アスファルト)事業が売上高39.91億円(1.9%増)営利3.40億円(53.2%増)。国内製品、メンテナンスとも増加、海外は減少も、利益面では原価改善で利益上伸、受注も52.56億円(47.0%増)と、コロナ影響による前期からの期ずれ(約7億円)効果を除いても27%増と好調に推移した。BP(コンクリート)関連事業は売上高14.78億円(39.5%減)、営利0.88億円(20.0%減)、受注は20.61億円(4.7%増)に。国内が前Q1の反動、海外がコロナ影響もあり減少、受注は堅調。環境・搬送事業は搬送製品が伸び、環境が減少、売上高5.24億円(6.5%増)、営利はMIX良化で1.14億円(42.5%増)、受注は14.05億円(6.0%増)、その他事業は仮設機材、破砕機など好調も、MIX悪化で売上高12.75億円(11.0%増)ながら営利は1.71億円(2.3%減)に。なお利益面で経常利益は前田道路株53万株の特別配当3.5億円があり大幅増。

 

 

21/3期予想変更無くアスファルトプラント、メンテナンス拡大で3.8%増収7.1%営利増予想

 21/3期は引き続き国内公共投資に伴う需要が底堅く、Q1時点で通期予想に変更はなく、売上高365億円(3.8%増)営業利益22億円(7.1%増)、経常利益27億円(26.0%増)、税引利益18.5億円(16.4%増)を見込む。

 

 部門別ではAPが道路各社の投資意欲があり、国内で新機種投入効果もあり、海外がコロナ影響で中国が20%程度減収、タイの立ち上げもコロナ影響で遅れる予想も、全体では5%増収増益を見込む。BPは受注残がQ1末で43.42億円(同期比46.3%増、Q4比15.5%増)あり、公共事業関連工事受注が堅調で、3%増収、5%営利増を見込む。環境・搬送関連は環境関連増で3%増収ながらMIX悪化で1%営利増予想、その他事業は引き続きモバイルプラント事業、防水板の伸びなどで、3%増収、4%営利増を見込む。

 

 全体としてコロナ影響は国内がほとんど受けない状況で、海外も中国が中心で上海が正常化しており、会社計画並みの収益が期待される。

 

 

グラフコロナ影響で中計の22/3期売上高380億円、営利30億円達成は1~2年遅れる見通し

 続く22/3期は中期経営計画として海外展開の拡大、国内シェアアップ等で、売上高380億円、営業利益30億円目標を掲げている年度となる。しかしコロナ影響もあり、海外展開等で遅れが生じ、投資案件の遅れの影響が残るとみられ、国内もリニア建設の遅れ、加えてコロナによりインバウンド、さらには総合リゾート関連も展開が不透明など、需要環境が激変している。このため22/3期収益は微増収、微増益に止まると見られ、シェアアップなどが着実に上がるとみられるが、総需要の停滞で中計達成は1~2年程度遅れることとなろう。

 

 

表とグラフ

 

 

(H.Mirai)

 

 

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