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三菱重工が米LNG液化プラント向けCO2回収システム計画でネクスト・ディケイドと合意

 

 三菱重工業は4月15日、米国のネクスト・ディケイドと米国三菱重工業(MHIA)が液化天然ガス(LNG)プラントの排ガスからのCO2回収システムにかかわる基本計画パッケージ(PDP:Process Design Package)の提供を行うことで合意したことを明らかにした。ネクスト・ディケイドの100%子会社であるネクスト・カーボン・ソリューションズが、テキサス州ブラウンズビルに建設予定のリオ・グランデLNG液化プラントから排出されるCO2を回収・貯留するプロジェクトに関するものだ。(写真はリオ・グランデLNG液化プラントの完成イメージ図、三菱重工の公式HPから転載)

 

 今回の合意により、MHIAはCO2回収システムの基本設計、CO2回収技術のライセンス供与を行なう。経済性の検討を経て将来的に建設される予定で、排ガスからCO2を回収・貯留(CCS)する技術を商業用のLNG液化プラントに適用するという取り組みは世界初になるという。

 

 全世界で13基の商用機納入実績を誇る三菱重工グループの三菱重工エンジニアリング(MHIENG)が関西電力と共同開発したCO2回収技術「KM CDR Process」を採用し、LNGの低炭素化(Low Carbon LNG)を目指す。将来的に、ガス精製過程での回収分も含め年間500万トン規模のCO2排出削減を見込む。

 

(IRuniverse)

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