アルミ合金&スクラップ市場近況2022#2 LME3000ドル超えも温度差あり
2022/01/14 10:46
これは前回にも述べたことと同様ではあるが、指標のLMEアルミは欧州エネルギー高による減産、停産に加えてのカッパー、ニッケル高で押し上げられ昨年10月以来の3000ドル超えを果たし、なお強含みで推移している。もはや米の利上げが本質的に明確になるまでは上げの歩みは止められないのでは?と思われるほどの商品インフレは続いている訳だが、やはり二次合金については自動車の生産伸び悩みで良く言えばきわめて安定した落ち着き払った市場展開となっている。
関連記事
- 2024/04/18 SDGsで注目される金属スクラップリサイクル業は国税からもさらに注目される
- 2024/04/18 中国製の鉄鋼とアルミの追加関税3倍に!? 米通商代表部、301条調査開始
- 2024/04/18 日本電線工業会出荷レポート#20アルミ電線 自動車向け出荷量増加続く
- 2024/04/18 2024年2月アルミ再生塊輸入統計分析 再び8万トン台に後退 累計は前年超え
- 2024/04/18 LME 東京で金属取引関係者向けのフォーラム開催――ロシア産金属の取引停止などの話題挙がる
- 2024/04/17 狂騰するアルミUBC 今が天井!とみるか踊り場か?注目は22日の横浜決戦
- 2024/04/17 アルミ新地金国内港湾在庫 3月は31万5,500トン――在庫圧縮進む
- 2024/04/16 米英追加ロシア制裁の効果は限定的?
- 2024/04/15 アルミ合金&スクラップ市場近況2024#8 ADC、スクラップともに上値試す展開―需給ひっ迫に拍車
- 2024/04/15 LME Weekly 2024年4月8日-12日 世界的需要好転期待でおおむね続伸