今危うい欧州世界政治、ポピュリスト・ルペンが迫ったフランス大統領選結果
2022/04/25 10:01 FREE

今朝4月25日のNHKR1がフランス大統領選でマリーヌ・ルペン氏を排してエマヌエル・マクロン氏が更に5年間大統領を継続する事が決まったと伝えた。
しかしNHKラジオR1が伝えた最新の開票結果では、マクロン氏は56.62%に対してル・ペン氏が43.39%まで迫り、極右勢力がフランスでは、大きく得票率を高めた事が明白になった。
仮にル・ペン氏が大統領に選択された場合、世界の政治勢力の地殻変動となる大きな危うさがあった。
ル・ペン氏の政治スタイルは、米前トランプ大統領の政治手法に酷似し、大衆を扇動するポピュリストで、EUを率いるグローバリスト達を軽侮し、NATOを批判し、更にロシアのプーチン大統領を同胞とする見識であり、仮にル・ペン氏が勝利した場合、米国と強い結びつきを維持していたフランスの政治姿勢の変化は、現在のウクライナ問題への西側対応に大きな裂け目が出来る非常に危うい状況への懸念があった。
(IRUNIVERSE Katagiri)
関連記事
- 2025/05/01 原油価格の動向(4/30)
- 2025/05/01 米ウクライナ、資源協定を締結 復興基金を共同設立、米財務省が発表
- 2025/04/27 最近の一般炭と原料炭の価格推移(4/25)
- 2025/04/25 米国、インドと鉱物探査や資源貿易で協力へ バンス氏訪印、貿易協定第1号になるか
- 2025/04/24 原油価格の動向(4/23)
- 2025/04/22 ダイセル インターナルカーボンプライシング(ICP)制度導⼊
- 2025/04/21 米、迅速審査に鉱山事業10件を指定 国内生産拡大へ、中国依存脱却に急ピッチ
- 2025/04/20 最近の一般炭と原料炭の価格推移(4/18)
- 2025/04/19 豪州最大の太陽熱塩プロジェクト 全ての環境認可を満たしゴーサイン BCI Minerals社
- 2025/04/18 エヌ・ピー・シー(6255) 25/8H1決算メモ ペロブスカイトPV装置大型受注でポジティブ