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豊田通商、日本で廃車のエアバッグ袋のリサイクル事業化を検討

~自動車部品のリサイクル事業を通じて、循環型社会の実現に貢献

 豊田通商株式会社(以下:豊田通商)は、再生素材メーカーであるリファインバース株式会社(以下:リファインバース)と協業し、日本で廃車のエアバッグ袋を回収し、リサイクルする事業化を検討す。事業化に向けて、11月から回収・再資源化の実証を開始した。

 日本では年間300万台以上の廃車が発生しているが、現状は、フロンやエアバッグの火薬など、特別な処理が必要な部品には補助金が出されリサイクルされている一方、エアバッグの袋や内装材料など、再資源化が困難あるいは再資源化されても活用が難しい部品については焼却による熱回収が行われている。

 リファインバースは、エアバッグなどの部品から異物を高度に分離・除去し、マテリアルリサイクル※する量産技術を独自開発し、保有している。また、豊田通商は、1970年代から廃車のリサイクル事業に取り組んでおり、長年の実績により蓄積された知見や回収ネットワークがある。今回、豊田通商は、リファインバースとの協業により、これまで焼却処理されていた廃車のエアバッグ袋を回収し、異物分離技術を活用して再資源化する事業を開始することを検討する。同再資源化プロセスが確立すれば、焼却処理により発生していたCO2を減少させ、低炭素なエアバッグ製造事業の運営が可能になり、Car to Carのサーキュラーエコノミー(循環型社会)実現に寄与する。

マテリアルリサイクル:廃棄物を原料として、モノからモノへと再利用するリサイクル

 豊田通商は、20234月より、ベトナムのエアバッグ製造工場において、ナイロン製エアバッグ端材のリサイクル事業を開始する予定で、エアバッグのライフサイクル全体でカーボンニュートラルに向けたバリューチェーンの構築に取り組んでいる。

 

 

(出典;豊田通商)

 

 

(IR universe rr)

 

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