UACJ子会社UATH「アマタ最優秀廃棄物管理賞2022」で最高位のプラチナレベル受賞
—2019年から4年連続プラチナレベル受賞、2022年は初めてフルスコア達成—
株式会社UACJの連結子会社であるUACJ (Thailand) Co., Ltd.(本社:タイ王国ラヨン県、社長:稲垣公樹、以下「UATH」)は、12月8日に、UATHが製造所を構えるアマタシティ※1での、「アマタ最優秀廃棄物管理賞2022/AMATA BEST WASTE MANAGEMENT AWARD 2022」において「プラチナレベル※2」を受賞した。2019年から4年連続のプラチナレベルの受賞で、さらに、今回は初めてフルスコアを獲得した。
同賞は、3R原則(リデュース・リユース・リサイクル)と埋立廃棄物の削減、その他廃棄物を効果的に管理している企業を表彰するもので、アマタ工業団地として産業廃棄物への意識を高め、効果的な管理を奨励することを目的としている。2022年3月から11月までの期間で監査員が各廃棄物に対する管理状況の点数を付け、表彰企業が選定される。アマタシティには、1,267の企業があり、2022年は、同活動に参加した企業の中から81社が受賞した。
受賞式の様子(右:アマタファシィリティサービス アカレース・シューシューイ社長、
左:UATH チャヤン・チャイチャン シニアマネージャー)(出典:UACJ)
「アマタ最優秀廃棄物管理賞2022」プラチナレベルトロフィー(出典:UACJ)
このたびUATHは、タイ国内の各種環境活動の受賞実績や、省エネ・節水活動および近隣住民とのコミュニティ形成に取り組んだ点が評価され、4年連続の受賞に至った。さらに今年は、UATHラヨン製造所の屋根に設置した太陽光発電が10月に稼働を開始したこともあり、これまでの活動の成果として、すべての評価項目においてフルスコアを獲得した。
※1 アマタシティ:アマタシティ・ラヨンとアマタシティ・チョンブリの2つの地域で成り、1,235以上の企業が進出する工業団地。UATHの本社ラヨン製造所が位置するアマタシティ・ラヨンは、バンコク中心部から114km、スワンナプーム空港から99kmにあるラヨン県に開発された大規模な工業団地で、総面積はおよそ27km2。
※2 プラチナレベル:70%以上のスコアを獲得した企業が認定されるレベル
※3 エクセレンス:85%以上のスコアを獲得した企業が認定されるレベル
CDP2022「気候変動」「水セキュリティ」で「B」の評価を獲得
また、同社は環境情報開示イニシアティブであるCDPによる調査「CDP2022」において、「気候変動」「水セキュリティ」の両部門で「B」の評価を受けた。
CDPは、ロンドンに本部を置く国際的な非政府組織で、全世界18,000社以上の企業を対象に環境への取り組みに関する評価・開示を行い、企業の取り組みを「A、A-、B、B-、C、C-、D、D-」の8段階で評価を行うもの。
今回、同社はマテリアリティの1つとして取り組む「気候変動への対応」などの開示情報の充実に務めた結果、気候変動と水セキュリティの部門でB評価を獲得した。今回受けた「B」評価は、マネジメントレベルであるとの評価になる。
UACJは「素材の力を引き出す技術で、持続可能で豊かな社会の実現に貢献する。」という企業理念のもと、「アルミニウムを究めて環境負荷を減らし、軽やかな世界へ。」を目指す姿として掲げている。今後も「100年後の軽やかな社会」の実現を目指し、2050年カーボンニュートラルへの挑戦をはじめとする気候変動対応、水資源の管理や有効利用、生物多様性保全などの取り組みをさらに強化し、サステナビリティ経営を推進し、持続的な企業価値向上に努めていく。
CDPについて
ロンドンに本部を置き、全世界18,000社以上の企業を対象に環境への取り組みに関する評価・開示を行う国際的な非政府組織。評価は、ガバナンス、リスクと機会、事業戦略、目標と実績、エンゲージメントなどの項目で行い、リーダーシップレベル(A、A-)、マネジメントレベル(B、B-)、認識レベル(C、C-)、情報開示レベル(D、D-)の8段階に格付けする。
2000年の発足以来、グローバルな環境課題に関するエンゲージメント改善に努めている。
2022年調査では、全世界で680社以上の機関投資家(運用資産総額130兆米ドル以上)がCDPを通じた環境情報開示を求め、世界の時価総額の半分に相当する18,700社以上、1,100以上の都市、州・地域を含む、約20,000の組織がCDPを通じてデータを開示している。
(IR universe rr)
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