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インドネシア ニッケル中間材の85%を中国へ輸出

 インドネシアの公式統計局が発表した2023年1月に加工された川下のニッケル製品は、ニッケルマット、水酸化ニッケルを含む輸出量が8万1,000トンで、売上高は6億5,450ドルだった。

 

 

 

 

 このうち中国は最大の輸出先国で、総積み輸送量は85.8%の6万9,500トンだった。日本は第2位の買い手となり、出荷量は6,600トン、1億1,950ドル相当となった。次に多いのはノルウェーで、総輸出量は4,700トンだった。

 

 2022年、インドネシアで記録されたフェロニッケルとニッケル銑鉄の輸出量は580万トンで、前年比60%以上増加した。インドネシアのAgus Gumiwang Kartasasmita工業相は、年産能力15万トンのステンレス鋼板製造工場を建設するために政府は107兆ルピアを投資する必要があると述べた。この手順は、2023年半ばに同時に実行される鉱産物川下計画における基本的な義務であると考えられている。

 

 

 

 

 一方、政府は最大8.5兆ルピアの投資コストを用意し、年産能力107万トンの熱延ステンレス高級品加工製錬所を建設する必要がある。インドネシアの2023年2月時点の記録によれば、全国の選鉱所は91カ所、既存の製錬所は48カ所、研究可能と建設段階にある製錬所は43カ所となっている。稼働済みの製錬所はニッケル製錬所を中心に36基、鉄鋼製錬所が6カ所、銅製錬所が2カ所、アルミ製錬所が4カ所だった。

 

 製錬所の年間生産能力は約26万2,000トン、製鋼所の年間生産能力は160万トンだった。このほか、年産能力15万トンの銅製錬所や年産54万4,000トンのアルミ製錬所もある。現在、産業省は5つの川下商品、すなわち銅鉱石産業、鉄鉱石・砂鉄産業、ニッケル鉱石・ボーキサイト産業に注目している。

 

 

 

(IRUNIVERSE 趙 嘉瑋)

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