YKK AP「富山資源循環社会モデルの創成」に賛同しアルミリサイクル技術共創を加速
富山大学「先進アルミニウム国際研究センター」へ寄付
YKK AP株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 秀充)は、富山大学を中核とした富山県内のアルミニウム関係産業活性化のための産学融合拠点構想プロジェクトである「富山資源循環社会モデルの創成」に賛同し、産官学民による共創で、将来に向けたアルミリサイクルの技術的進行を加速させる。
これに伴い、2月27日、富山大学のアルミリサイクル研究機関「先進アルミニウム国際研究センター」に対して寄付を行った。
「先進アルミニウム国際研究センター」共同研究棟 完成予想図
「富山資源循環社会モデルの創成」は、富山大学を中核とした富山県内のアルミニウム関係産業活性化のための産学融合拠点構想プロジェクト。富山県を拠点に日本のアルミニウム産業の活性化やアルミリサイクルの研究推進、世界に冠たる金属材料生産拠点形成の前駆的組織を形成することを主旨とした取り組みで、これを推進するための研究拠点として、富山大学 高岡キャンパス(富山県高岡市)内に「先進アルミニウム国際研究センター」の共同研究棟が新設移転されるなど、産官学民連携での活動を進めている。
また同取り組みは、経済産業省令和3年度「産学連携推進事業費補助金(地域の中核大学の産学融合拠点の整備)」事業や、科学技術振興機構「2022年度共創の場形成支援プログラム(地域共創分野・育成型)」に採択されている。 YKK APは窓やカーテンウォール、エクステリア商品などの材料としてアルミニウムを使用しており、カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミーの観点からもアルミリサイクルに対する取り組みを積極的に進めている。YKK APはこれらへ中長期的に取り組むとともに、富山大学が有する研究資源による共創で新たな成果を見い出すことを目的に、本取り組みに幹事企業として関わっている。また、この取り組みをさらに推進するため、富山大学「先進アルミニウム国際研究センター」に対して1,000万円の寄付を行い、2月27日に贈呈式を開催した。
寄付金贈呈式の様子(写真右:富山大学学長 齋藤 滋様、写真左:YKK AP代表取締役社長 堀 秀充)
(IR universe rr)
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