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台湾TSMC、1~6月は3.5%の減収 半導体の在庫処理が長期化

 半導体受託生産(ファウンドリー)世界最大手の台湾積体電路製造が7月10日に自社ホームページ上で発表した2023年1~6月の売上高は9894億7400万台湾ドルと、前年同期に比べ3.5%減少した。世界景気の停滞で半導体市況の回復が進まず、在庫処理が長引いた。

 

 6月単月の売上高は前年同月比11.1%減の1564億400万台湾ドルだった。TSMCの月次売上高は2023年3月から前年割れが続き、2022年までの2ケタ増収からは一転していた。4~6月期の売上高は4808億4100万台湾ドル(約153億ドル)で、同社が4月20日に示した米ドル建て予想額(152億~160億ドル)の範囲内だった。

 

TSMCの2023年1-6月期売上高

(出典 : TSMCホームページ)

 

 TSMCはかねて2023年の半導体市況に慎重な見方を示しており、4月の株主向け業績説明会では魏哲家・最高経営責任者(CEO)が2023年通年の売上高を前の期比1~6%程度減少すると予測したとされる。もし通年で減収になれば、同社としては2009年以来14年ぶり。TSMCは7月20日に再度、株主向け業績説明会を開催する予定。

 

 

(IR Universe Kure)

 

 

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