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2023年IEC-APC議長賞 FDK寺岡氏など12名が受賞

 2023(令和5年) IEC活動推進会議(IEC-APC)議⻑賞受賞者 電気・電⼦分野の国際標準化機関であるIEC(国際電気標準会議)の活動は、市場のグローバル化に対応してますます重要性が⾼まっている。IECへの⽇本の貢献と産業界の意⾒反映を⽬的に平成3年に設⽴されたIEC活動推進会議(IEC-APC) は、⽇本提案のIEC分野で顕著な貢献をした個⼈またはグループを毎年表彰している。  本年は12名を、令和5年6⽉2⽇(金)の第33回IEC活動推進会議総会で表彰した。

 

(後列・左から︓ 佐久間氏、佐々木氏、寺岡氏、中根氏、長谷川氏、古川氏、山下氏) (前列・左から︓ 新井氏、野田JSA理事、武重経済産業省国際電気標準課課長、小川IEC-APC議長、堤IEC副会長、  尾崎氏、加藤氏) (ご欠席︓諏訪氏、山田氏)

 

※受賞者の所属企業・団体については、活動期間における主な所属先を示す。 議長賞 (敬称略・50⾳順)

 

新井 慶之輔 [株式会社エスデー防災研究所]

IEC/TC 37/SC 37A(低圧サージ防護デバイス)では、JIS C 5381規格群を、IEC/TC 81(雷保護)では、JIS Z 9290規格群の制定、改定に携わり、これらのJISの普及活動に尽力した。また、最新IEC規格が⽇本の建築標準へ採用されることにも注力した。

 

尾崎 覚 [元 富士電機株式会社]

IEC/CISPR/CIS/B国際幹事・国際幹事補として、B小委員会の運営に尽力し、IEC/CISPR 11(工業・科学及び医療用装置からの妨害波の許容値及び測定法)の改定及び新規規格IEC/CISPR 37(工業・科学及び医療用装置からの妨害波の設置場所測定方法及び大型大電力機器の測定方法)の発行に向け、審議の促進に努めた。

 

加藤 義尚 [福岡大学 半導体実装研究所]

IEC/TC 91の電⼦実装技術分野において、部品内蔵基板関連の標準化活動の主導的な推進および関連団体との協調により、⽇本の地位の確⽴、⽇本初の部品内蔵基板対応三次元データフォーマットIEC 標準成⽴, ⽇本初の部品内蔵基板三次元電⼦モジュールIEC標準成⽴、⽇本の提案活動活性化、規格の改定・普及・実用化促進に貢献した。  

 

佐久間 正剛 [株式会社 東芝]

国際幹事補としてIEC/TC 100における運営・規格開発促進業務、傘下TA 1での規格開発・活性化フォローアップ、ISO/IEC JTC 1などの外部委員会・IEC-APC上層活動との各種調整・連携強化に対して貢献している。

 

佐々木 秋次 [一般財団法人 電気安全環境研究所]

1999年から、IEC/TC 61(家電機器の安全性)及びSCの標準化活動に参加されて以降、これまで、46回のTC及びSCのPlenary会議に出席し、家電機器の安全規格開発に尽力された。特に、2016年6⽉からは、IEC/TC 61/SC 61B(電⼦レンジの安全性)の国際議長に就任され、これまで、電⼦レンジの3規格の改正を実現した。

 

諏訪 正樹 [KOA株式会社]

IEC/TC 40(電気機器用コンデンサ及び抵抗器)において、⽇本が得意とする受動部品分野や、表面実装部品分野の包装容器に関し、戦略的な活動で多くの⽇本提案を国際規格へ反映させ、⽇本主導の標準化に大きく貢献している。

 

寺岡 浩仁 [FDK株式会社]

我が国の国際標準化戦略に基づき、民生用及び産業用の二次電池(特にニッケル水素電池とリチウムイオン電池の環境関連規格)の国際標準化活動に対し、コンビナやエキスパートとして国際会議に積極的に参加・発言・交渉を行い、電池業界の繁栄のために貢献している。

 

中根 和彦 [三菱電機株式会社]

IEC/SyC Smart Citiesの国際エキスパート、国内CSC分科会副委員長として、都市サービス継続(CSC)のIEC標準とガイドライン策定に貢献。特にガイドラインの実質執筆者として原案作成から審議対応まで担当、その発行に至る貢献が大きい。国際会議で提案の説明・審議に中心となり対応、他国貢献を引き出しつつ⽇本提案を通した。

 

⻑谷川 敏 [横河電機株式会社]

工場のデジタル化で注⽬される工業用無線の国際標準化における長年の経験を活かし、産業界のデジタル化の中核となる多様な国際規格を審議するIEC/TC 65国内委員会の幹事として産業標準化の推進に大きく貢献した。

 

古川 直成 [ソニー株式会社]

TV用ディスプレイの開発・設計・評価に関する30年を越える経験を活かし、IEC/TC 110(電⼦ディスプレイ)を中心に国際標準化活動を推進。国内ディスプレイ標準化委員会をとりまとめ、特に光学特性評価、耐久性に関わる標準文書化の活動をとおして⽇本の産業発展に大きく貢献した。

 

山下 蘭 [株式会社 東芝]

⽇本初の女性IEC議長かつ情報モデルとデータ相互運用技術の専門家として、IEC/TC 3/SC 3D国際議長を務め、IECにおけるデジタルトランスフォーメーションの最重要規格に挙げられているIEC CDD(共通データ辞書)規格群の開発及び普及活動を牽引しその発展に貢献している。

 

山田 裕介 [日本電信電話株式会社]

IEC/TC 86/SC 86A国内幹事、IEC/TC 86/SC 86A/WG 1およびIEC/TC 86/SC 86A/WG 3の国内、国際委員、IEC/TC 86/SC 86B/WG 6の国内、国際委員、光ファイバ・ケーブル、光ファイバ接続部品・受動部品の国際標準化に幅広く貢献した。

 

 

(IRUNIVERSE/MIRUcomYT)

 

 

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