新着情報

2025/06/16   東京製鐵 2025...
2025/06/16   中国の研究者、塩湖...
2025/06/16   東邦亜鉛、豪Abr...
2025/06/16   動き出す「金属盗対...
2025/06/16   中国経済、5月は不...
2025/06/16   三菱ケミカル 三菱...
2025/06/16   アルミ合金&スクラ...
2025/06/16   レアメタル千夜一夜...
2025/06/16   レアメタル千夜一夜...
2025/06/16   元鉄鋼マンのつぶや...
2025/06/16   豪Livium社 ...
2025/06/16   政府系科学機関CS...
2025/06/16   環境大臣政務官が、...
2025/06/16   アーバンエナジーの...
2025/06/16   電子部品輸出入Re...
2025/06/16   光ファイバ輸出レポ...
2025/06/16   産業用電子機器輸出...
2025/06/16   LME Weekl...
2025/06/16   東京製鐵の鉄スクラ...
2025/06/15   非鉄各社26/3期...

ウラン価格、ニジェール騒乱動じず 仏原発企業は「現地運営している」と声明

 ウランの国際価格は6月1日から1ポンド=56.1ドルで横ばいが続いている。西アフリカのニジェールで7月末にクーデターが発生し混乱が続いているが、8月1日現時点までに価格には影響が出ていない。ニジェールは世界のウラン供給の2割を占め、欧州連合(EU)にとっては最大のウラン供給元だ。

 

過去3か月間のウラン価格の推移($/LB)

 

 ニジェールの旧宗主国フランスの原子力企業であるオラノ(旧アレバ)は7月28日、ニジェール北部のアーリットとニアメで運営するウラン鉱山について、「夜間外出禁止令など現地の状況にのっとり運営している」との声明を発表した。安全確保に向け警戒を強化し、状況を注視しているという。

 ニジェールのクーデターの背景には、ウラン採掘や軍駐屯に絡むフランスへの反発があると言われる。フランスは電力の約7割を原子力に頼るが、燃料となるウランの2割程度をニジェール産で賄っている。オラノは2023年5月初旬、ニジェール政府との間で新たに総括的提携契約を結び、2030年までに4000万ユーロの投資とイムラレン鉱山の開発権継続で合意したばかりだった。

 

ニジェール政府とオラノの提携契約式

(出典: オラノ社ホームページ)

 

 

(IR Universe Kure)

 

 

関連記事

関連記事をもっと見る