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ウラン価格、ニジェール騒乱動じず 仏原発企業は「現地運営している」と声明

 ウランの国際価格は6月1日から1ポンド=56.1ドルで横ばいが続いている。西アフリカのニジェールで7月末にクーデターが発生し混乱が続いているが、8月1日現時点までに価格には影響が出ていない。ニジェールは世界のウラン供給の2割を占め、欧州連合(EU)にとっては最大のウラン供給元だ。

 

過去3か月間のウラン価格の推移($/LB)

 

 ニジェールの旧宗主国フランスの原子力企業であるオラノ(旧アレバ)は7月28日、ニジェール北部のアーリットとニアメで運営するウラン鉱山について、「夜間外出禁止令など現地の状況にのっとり運営している」との声明を発表した。安全確保に向け警戒を強化し、状況を注視しているという。

 ニジェールのクーデターの背景には、ウラン採掘や軍駐屯に絡むフランスへの反発があると言われる。フランスは電力の約7割を原子力に頼るが、燃料となるウランの2割程度をニジェール産で賄っている。オラノは2023年5月初旬、ニジェール政府との間で新たに総括的提携契約を結び、2030年までに4000万ユーロの投資とイムラレン鉱山の開発権継続で合意したばかりだった。

 

ニジェール政府とオラノの提携契約式

(出典: オラノ社ホームページ)

 

 

(IR Universe Kure)

 

 

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