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トラフィグラ、コンゴのコバルト開発で追加融資を募集か 価格低迷で予算オーバー

 シンガポールの仏系資源商社トラフィグラ・グループが、コンゴ民主共和国で手掛けるコバルト採掘事業が予算オーバーとなっているもようだ。コスト増に加えコバルト価格の低迷なども響いているといい、追加資金を求め融資先を探しているという。米ブルームバーグ通信が8月2日に伝えた。

 

 報道によると、トラフィグラは現地企業と提携して手掛けるコンゴのムトシ鉱山の開発やコルウェジの加工工場、ルブンバシのエトワール鉱山の開発と加工工場を巡り、拡張などの資金として6億ドルの融資を得ていた。しかし、プロジェクトが予算を超過し、トラフィグラはさらに約2億~3億ドルの融資を求めているという。

 

 トラフィグラは2023年2月、オランダ・ロッテルダムのLME倉庫で保管されていたニッケルの袋の一部がただの石の袋だったことが分かり、総額5億7000万ドル超の損失が出るとしていた。このニッケル事件はその後、トラフィグラが関係者相手に訴訟を起こす一方でトラフィグラ側も訴えられるなど、混迷を深めている。

 ただ、昨今の資源高も相まって、トラフィグラの業績は好調だ。6月に発表した2023年3月締めの中間決算は、純利益が前年同期の2.2倍の55億ドルと同社の同期間として過去最高益を記録した。

 

関連記事:トラフィグラ、ニッケル詐欺事件の混迷深まる 別会社から訴訟、偽造文書が横行か | MIRU (iru-miru.com)

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(IR Universe Kure)

 

 

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