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シャープ親会社の鴻海、カナダ社と二輪車向け固体電池を開発へ インドネシア向けから

 EMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手でシャープの親会社である台湾の鴻海精密工業は10月3日、自社ホームページ上で、カナダの固体電池メーカーであるブルー・ソリューションズとの間で、電動二輪車向け固体電池を共同開発することで合意したと発表した。当初の主力市場はインドネシアとしている。

 

 

 鴻海子会社の芯量科技の3社で契約する。ブルー・ソリューションズの技術と材料を利用し、鴻海側は資金とアジア市場での販路面で協力する。発表資料によると、ブルー・ソリューションズの経営トップは「鴻海のような強力なパートナーと覚書に署名できることは、当社のグローバルな戦略的拡大を達成するための重要なステップ」と話した。

 

 鴻海の発表資料によれば、インドネシアは2030年までに1万3000台の電動車の普及を目指す電動二輪車大国。さらに、マッキンゼーの試算では世界の二輪車市場の市場規模は電動車の普及により、2029年までに年間平均8.7%の成長が見込めるという。

 

 鴻海は米アップルのスマートフォン(スマホ)の組み立てを中心としたアップルのサプライヤーとして有名だが、電気自動車(EV)事業も手掛ける。台湾でEVバスなどを生産しているほか、タイや米国で工場を建設している。2021年からは中国の吉利汽車や米新興EVのフィスカーとも提携している。

 

 ちなみに、鴻海創業者の郭台銘(テリー・ゴウ)氏は2023年8月、2024年1月の台湾総統選に無所属で出馬すると発表した。

 

 

(IR Universe Kure)

 

 

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