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ザ・プレミアム・モルツ 5社共同でサステナブルアルミ化版限定販売

住友商事や神戸製鋼所などの5社の企業が、サントリーから発売される生ビール製品ザ・プレミアム・モルツのラインナップの一つとして、製造時にCO2の排出量を抑制したアルミニウムを用いた製品である「ザ・プレミアム・モルツ(サステナブルアルミ)」を各社プレスリリースとして発表した。
以下はそのリリース内容である。
 
 
住友商事、住商メタレックス、神戸製鋼所、大和製罐、サントリーグループの5社共同で、グリーンアルミ※1によるCO₂削減を実現した缶を製造「ザ・プレミアム・モルツ(サステナブルアルミ)」として数量限定新発売
 
 
 
住友商事(株)、住商メタレックス(株)、(株)神戸製鋼所、大和製罐(株)、サントリーグループの5社は、業界を超えた連携により、グリーンアルミ※1をマスバランス方式※2により割り当てた缶を共同で企画・製造しました。今回製造した缶は、通常のアルミ缶※3と比較してCO2排出量を25%削減すること※4ができます。また、「ザ・プレミアム・モルツ」ブランドにて1月30日(火)から全国で数量限定新発売される「同(サステナブルアルミ)」での採用が決定しました。
 
※1 再生可能エネルギーによりCO2排出を抑制して製造したアルミニウム
※2 特性の異なる原料が混合される場合に、ある特性を持つ原料の投入量に応じて生産する製品の一部にその特性を割り当てる手法
※3 日本アルミニウム協会 飲料用アルミニウム缶のインベントリ調査報告書(2023年7月)にて公開されている350mlアルミニウム缶
※4 DNV ビジネス・アシュアランス・ジャパン(株)により、第三者の公平・中立的な立場からスキームの検証と妥当性を確認しています
 
今回、住商メタレックス(株)によるサプライチェーン全体のマネジメントのもと、住友商事(株)が調達したグリーンアルミ原料をもとに(株)神戸製鋼所がアルミ缶製造用のアルミ板を製造し、大和製罐(株)がアルミ缶・蓋を製造。サントリーグループが「ザ・プレミアム・モルツ(サステナブルアルミ)」として商品化のうえ発売します(1月30日(火)から全国で数量限定新発売、 https://www.suntory.co.jp/beer/thepremiummalts/sustainable/ 参照)。
 
住友商事グループは、「気候変動緩和」を重要社会課題の一つに定め、2050年のカーボンニュートラル化を目指し、持続可能なエネルギーサイクルの実現に挑戦しています。風力・水力発電などの再生可能エネルギー供給拡大や、リサイクル・省資源型の技術や商品への転換による循環経済の構築など脱炭素化に資するさまざまな事業に多角的に取り組んでいます。
 
(株)神戸製鋼所は、2021年5月に発表したKOBELCOグループ中期経営計画(2021~2023年度)の中で、2050年ビジョンとして、生産プロセスにおいては「カーボンニュートラルへ挑戦し、達成を目指す」こと、また技術・製品・サービスによるCO2排出削減貢献は「1億トン以上」を掲げています。KOBELCOならではの多様な事業・技術・人材のかけ算により、CO2削減をはじめとした社会課題の解決に挑み、ステークホルダーの皆さまにとって「かけがえのない存在」であり続けることを目指しています。
 
大和製罐(株)は、環境理念として、地球環境の保全を最優先に位置付けています。企業活動と環境への配慮を両立し、容器メーカーとしての成長を続けながら、積極的に環境課題に取り組んで社会に貢献し続けて参ります。気候変動への対応はマテリアリティー(重要課題)として位置付けし、2030年迄にScope1,2を45%削減(2015年度基準)、Scope3を30%削減(2015年度基準)する目標を掲げています。今後も温室効果ガス排出量の削減にあたっては最適な素材・工程・輸送の追求や製品・サービスの開発、又、ステークホルダーとの協業を通じて目標達成に努めてまいります。
 
サントリーグループは、「人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造し、『人間の生命(いのち)の輝き』をめざす。」を企業理念に掲げています。気候変動については2030年までにGHG排出量を自社拠点で50%削減※5、バリューチェーン全体で30%削減※5する「環境目標2030」を掲げてさまざまな取り組みをグローバルに進めています。主要な容器・包装については、商品設計から輸送、消費後のリサイクルまで、商品のライフサイクル全体での環境配慮を実践し、ペットボトルにおいては当社独自の「2R+B(Reduce・Recycle+Bio)」戦略や「プラスチック基本方針」に基づき、循環型かつ脱炭素社会の実現に努めています。
 
※5 2019年の排出量を基準とする
 
 
今後も、業界を超えた連携について可能性を模索し、脱炭素社会・循環型社会の実現に向けてさまざまな取り組みを進めていきます。
 
 
■住友商事(株)・住商メタレックス(株) コメント
 
住友商事グループが長年向き合ってきたアルミニウム関連ビジネスにおいて、社会課題の解決に資する取り組みをこの5社で実現できることを大変嬉しく思います。住友商事グループは「気候変動緩和」を重要社会課題の一つに定め、今後も脱炭素化に貢献するさまざまな事業に多角的に取り組んでまいります。
 
■(株)神戸製鋼所 コメント
 
今回の取り組みを5社協働で実現できたことを大変喜ばしく思います。当社は今後も「安全・安心で豊かな暮らしの中で、今と未来の人々が夢や希望を叶えられる世界。」の実現を目指してまいります。
 
■大和製罐(株) コメント
 
今回の5社協働取り組みに参画ができ、大変嬉しく思います。今後も、豊かな地球環境を未来へ繋ぐ取り組みにチャレンジし、“人と自然が共存する社会”の実現を目指してまいります。
 
■サントリーホールディングス(株)コメント
 
アルミ缶のバリューチェーンにおけるGHG排出削減の取り組みを、5社で実現できたことを大変嬉しく思っています。今後もあらゆるバリューチェーンの皆様と連携しながら、GHG削減に向けさまざまな取り組みを進めていきます。
 
(IRuniverse Ryuji Ichimura)
 
 
 
 

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