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「事業環境は厳しいが、硫酸は今後も重要な物資」――硫酸協会賀詞交換会

福田会長

 

 硫酸協会は15日都内のホテルで、4年ぶりとなる「硫酸協会賀詞交換会」を開催した。冒頭挨拶に立った福田健作会長は、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化、中東情勢の悪化、世界的なインフレに対する欧米各国の金融引き締めなどを挙げて業界を取り巻く厳しい事業環境に触れながらも、「今後の社会はより多いチャンスがあるとも見える」と、2024年の硫酸業界の発展に期待を示した。

 

 また福田会長は協会の今後の取り組みについて「会員各社の皆様とともに、コンプライアンスはもとよりデジタル技術を活用して工場の技術力を高めるなど安全・防災・環境対応・品質管理に注力し、お客様にご迷惑をお掛けすることがないよう安定供給に努めていく所存」とした。

 

 来賓として挨拶に立った経済産業省製造産業局素材産業課土屋博史課長は、化学産業が今後の国内経済成長の要と指摘し、「(化学産業は)GDPでいえば製造業全体の約1割、100万人超が従事頂いているということで、多様な素材を供給し、社会を支えている基幹産業」と言及。そのうえで硫酸の重要性を示し、「(硫酸は)基礎原料の一つとして肥料、繊維、鉄鋼、紡績などの幅広い分野を支えている物資」とした。

 

土屋課長

 

 乾杯の発声をした同協会の谷本健二副会長は、「(硫酸業界を取り巻く環境は)刻々と変化している。しかしながらそのような状況の中でも様々な産業で必要不可欠な基礎化学品として、存在感を示し続けなければならない」と述べた。

 

谷本副会長

 

(IRuniverse G・Mochizuki)

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