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中国・紫金鉱業、チベットの銅鉱山を拡張へ 世界最大規模に、モリブデンも増産

 中国金属採掘大手の紫金鉱業は2月23日、上場する上海と香港の株式市場で、「チベット自治区の同鉱山を拡張する」と発表した。拡張後の銅年産量は1億トンを超える見通しで、21世紀に入り操業を開始した単体銅鉱山としては世界最大になるとしている。

 

 

 拡張するのはチベット自治区で子会社が所有する巨竜(ジェロン)銅鉱山で、拡張計画について中国の発展改革委員会からの承認を受けた。紫金鉱業は子会社の自己資金で174億6000万元(約3650億円)を投じ、同鉱山の日産量を現在の15万トンから35万トンに引き上げる。2025年末までに竣工して操業を始める計画で、鉱山の耐用年数は36年間。将来的には更に拡張し、年産量を2億トンまで拡大することも計画している。

 この鉱山からは不随物としてモリブデンも生産される。拡張に伴い、モリブデンの年生量は、2023年の5000トンから約1万3000トンに増加するとしている。

 

プレスリリース(英語):2024022300953.pdf (hkexnews.hk)

 

 紫金鉱業は金を中心に採掘事業を展開する国有金属大手。同社は今回の拡張計画について、「中国の脱炭素化に寄与し、チベット自治区の経済発展と雇用創出につながる」と説明。一方で、投資資金が高額になった理由としては「空気が薄い地域での困難な作業になり、人員確保が難しい」などの背景を指摘した。

 

 

(IR Universe Kure)

 

 

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