国交省 下水汚泥資源の肥料利用の拡大に取り組む自治体公表
国交省 下水汚泥資源の肥料利用の拡大に取り組む自治体公表
~循環型社会の構築へ! 下水汚泥資源の肥料利用に関する検討事例集を公開~
○ 国土交通省では、下水汚泥資源の肥料利用の拡大に向けて、公募により選定した自治体(下水道管理者20 団体)を対象に、肥料化に関する課題の解決に向けた検討に対する支援を令和5年度に行った。
○ 先ごろ各団体における、下水汚泥資源の肥料利用の拡大に向けた令和5年度の検討結果と、来年度以降の方針をとりまとめ、4月8日公表した。
国土交通省では、令和12年までに下水汚泥資源の肥料としての使用量を倍増するとの目標を達成すべく(食料安全保障強化政策大綱、令和4年12月決定)、新たな補助事業の創設や、下水汚泥資源の肥料利用に関する検討手順書の作成・公表を行うなど、下水汚泥資源の肥料利用の拡大に向けた取組が推進されるよう、環境の整備を進めてきた。
取組の一環として令和5年度に実施した「下水汚泥資源の肥料利用を促進するための大規模案件形成支援事業」にて支援を行った自治体について、令和5年度に行った検討の結果と来年度以降の取組方針を、団体ごとにとりまとめました。なお、一部団体の資料については、後日追加で掲載を行う予定。
とりまとめ結果は、他の自治体が参考としやすいよう事例集の形式に。外部委託や下水処理場内でのコンポスト化から、リン回収、下水汚泥の固形燃料の肥料利用といった様々な手法が検討されたほか、農地の限られる都市部での検討から島内での地産地消を目指す検討まで、多種多様な事例が集まった。
●下水汚泥資源の肥料利用に関する検討事例集
https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/sewerage/mizukokudo_sewerage_tk_000880.html
(IR universe rr)
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