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2024年度第1回レアメタル研究会「EVは、本当に環境にやさしいのか?」が開催された

2024年7月26日(金)14:00から『第111回  リアル講演会(An棟2F コンベンションホール)+講演のネット配信(Zoom Webinar & YouTube)のハイブリッド研究会』が開催された。会場参加者約90名、ネット配信約300名が参加した。

 

講演者は、日本メタル経済研究所 特任アナリスト 武井 泰典氏、

東京大学 生産技術研究所 教授 岡部 徹氏、

早稲田大学 ナノ・ライフ創新研究機構 研究院客員教授 宇恵(うえ) 誠氏、

東京大学 名誉教授 小関 敏彦氏。

 

岡部教授を除く、講師の経歴は以下のとおり。

 

武井氏の経歴:名古屋大学工学部応用物理学科卒業、トヨタ自動車工業入社、広州汽車研究員入社後、現職

 

宇恵誠氏の経歴:宇恵氏は、1984年に三菱油化(株)中央研究所にて有機電解液の研究を開始、1988年に米国ピッツバーグ大学にて非水溶液化学を研究、1989年には、米国ローレンスバークレイ国立研究所にて全固体リチウム二次電池を研究、

2003年に、三菱化学科学技術センター・電池材料研究所、初代所長を務められた。

2012年には、サムスンSDI(株)R&Dセンター常務(ラボ長)、2017年に日本サムスンSDI(株)顧問、2022年より現職で、2023年から(国研)科学技術研究機構・蓄電池領域アドバイザーも務められている。

 

下記記事もご参照ください。

車載用リチウムイオン電池の現状と動向 東大生産研 | MIRU (iru-miru.com)

 

小関氏の経歴:東京大学金属工学(学部・修士)、MIT(博士)後、新日本製鉄入社、東京大学教授、副学長、理事副学長を歴任、ニデック専務・副社長、京都先端科学大学教授

 

その後、開催された総合討論では、東京大学 生産技術研究所 准教授 八木 俊介氏、東京大学 生産技術研究所 特任教授 黒川 晴正氏がパネリストとして加わり、岡部教授司会のもと、「EV」の枠を超えた、今日本がやるべきことにも言及する、充実した活発な議論がなされた。

 

写真上 左(奥)から岡部教授、小関名誉教授、宇恵 客員教授、(奥)黒川特任教授、特任アナリスト武井氏、(奥)八木准教授

 

 

講演タイトルについては下記をご参照ください。

レアメタル研究会開催「EVは、本当に環境にやさしいのか?」 | MIRU (iru-miru.com)

 

当日の概要について、次報とさせていただきます。

 

<開催の辞>

岡部教授は、開催の辞において、会員となることで、ホームページにて、レアメタル研究会第1回からのデジタルアーカイブ、更には講演資料、又はYouTubeでの配信が視聴でき、個人レベルでの貴重な勉強資料となることを強調された。

 

引き続き、今後開催されるシンポジウム、レアメタル研究会の活動が紹介された。

 

 

 

東京大学生産技術研究所

「持続型材料エネルギーインテグレーション研究センター 第3回シンポジウム」

2024年7月31日に開催される。

 

会場は今回の第111回レアメタル研究会と同様、東京大学生産技術研究所An棟2階 コンベンションホール、交流会は、An棟1階 アーベ クッチーナナチューレである。

申込は、7月22日(月)迄となっているが、副センター長 八木准教授にお聞きしたところ、まだ、受け付けていただけるとのこと。

下記講演内容をご確認いただき、参加をご希望の場合は、至急下記センターホームページより登録してください。

持続型材料エネルギーインテグレーション研究センター (u-tokyo.ac.jp)

 

 

持続型材料エネルギーインテグレーション研究センターのセンター長、鹿園直毅氏による開会の辞及びセンター紹介に続き、

講演内容【敬称略】 は下記のとおり。

レアメタルの現状と環境破壊 東京大学 生産技術研究所 教授 岡部 徹

 

第3の固体「準結晶」の物質科学-鉄マネジメント応用に向けて-東京大学 生産技術研究所 教授 枝川圭一氏

 

エネルギーシステムにおける人工知能の利活用 東京大学 生産技術研究所 教授 大岡龍三氏

 

EV充放電と電力システムの連携研究 東京大学 生産技術研究所 特任准教授 馬場博幸氏

 

水素活用・貯蔵に向けた貴金属フリー触媒開発 東京大学 生産技術研究所 教授 砂田祐輔氏

 

閉会の辞は、東京大学 生産技術研究所 准教授 副センター長 八木俊介氏による。

 

このセンターは、カーボンニュートラルに向けた新しいマテリアルプロセスの開発、クリーンエネルギー製造・利用のための新技術開発を進めるため、2022年度4月に設立された。

エネルギー供給から最終利用そしてリサイクルまで、材料研究とエネルギー研究の連携のもと、エネルギー問題全体を俯瞰した研究が進められている。

 

本シンポジウムでは、センター発足後の成果や現在の取り組みが紹介される。

 

次回、112回レアメタル研究会の紹介

 

第112回 2024年9月27(金) 14:00~ An棟2F コンベンションホール リアル講演会+講演のネット配信(Zoom Webinar & YouTube)のハイブリッド研究会 が開催される。

 

テーマ: バッテリーメタルの現状と将来 午後2:00~

 

 講演【敬称略】

レアアース、リチウム、ニッケルなどの現状と将来展望(仮)(60 分)

豊田通商株式会社 金属資源部 技術チーム チームリーダー 兼)リバースサプライチェーン事業部 バッテリー3R グループ 守山 武氏

 

 バッテリーメタルの現状と将来 (40分)

東京大学 生産技術研究所 教授 岡部 徹

 

コバルトの現状(資源、製錬、用途)と将来展望について(仮)(60 分)

東京大学 生産技術研究所 特任教授 黒川 晴正

 

総合討論を予定

 

午後6:00~ 研究交流会・意見交換会 @An 棟 2F ホワイエ

 

 

(IRUNIVERSE tetsukoFY)

 

 

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