サイクラーズおよびトライシクル エフラボとMOU締結
サーキュラーエコノミー(循環型経済モデル)の実現を目指すサイクラーズ株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役:福田 隆)、トライシクル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:山田 晃一)と株式会社エフラボ(本社:石川県七尾市、代表取締役:松井 正尚)は、それぞれ提供するサービスの協業の実施を検討する目的で、覚書(MOU)を締結した。
1.パートナーシップに関する覚書締結の背景
同社はグループ会社のトライシクルを通じて入荷したリユース、もしくは廃棄予定の家具に、デザイン性を付加し新たな価値を与え新たなものへと生まれ変わらせる取り組みを行っている。2024 年 2 月に商標登録を完了し、ブランドとして始動した『enloop®』は“新品よりもずっといい”をテーマに大量生産型の家具とはまた一味違う唯一無二のRe:MAKE 家具を提供している。
エフラボは、壊れたり古くなった椅子の張替・補修を専門とした椅子再生事業を行っているが、職人の手によって生まれ変わった椅子を顧客のもとへ返すことで、愛着のある椅
子をより長く使うことができる。石川県・山梨県の工場には多くの職人が在籍し高度な加工技術で再生を続けている。
エフラボと、同社のデザイン部門との協業により、更に高品質でユーザーのニーズに応える商品の実現を目指していく。
サイクラーズならびにトライシクルとエフラボは、両社の強みを生かしたパートナーシップにより、サーキュラーエコノミーを追求し、持続的で豊かな社会づくりに取り組んでいく。
2.基本合意書の内容
今回の覚書の締結において、下記の取り組みを進めていく。
① 家具および小物雑貨等のリメイク・商品販売における連携
② サイクラーズグループが展開するブランド『enloop®』のブランディングおよびブランド価値の訴求
③ 提携による相互ターゲット顧客やパートナーの紹介
3.エフラボ様工場長より
株式会社エフラボは、石川県七尾市にある椅子再生工場で、規模は国内最大級となります。直すことで培ってきた技術で、山梨工場はじめ、全国にある協力工場と共に「直して使い続ける」価値を提案してきました。
この度のパートナーシップ協定で、enloop®に参加するデザイン、プロダクトデザインなど、地方では難しい新たな視点を得て、ものづくりにおける社会課題解決に向けた挑戦をしていきたいと考えています。
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