新着情報

2025/05/01   鉄鋼需給(25年3月)
2025/05/01   輸出鋼材のスプレッ...
2025/05/01   日中ホットコイル輸...
2025/05/01   ミライラボ、中古E...
2025/05/01   日本製鉄:AM/N...
2025/05/01   アジアン廃プラマー...
2025/05/01   (速報)2025年...
2025/05/01   2025年4月フェ...
2025/05/01   2025年4月マイ...
2025/05/01   2025年4月レア...
2025/05/01   米中貿易摩擦緩和期...
2025/05/01   ニッケルブログ#2...
2025/05/01   原油価格の動向(4...
2025/05/01   アジアン廃プラマー...
2025/05/01   米ウクライナ、資源...
2025/05/01   元鉄鋼マンのつぶや...
2025/05/01   MARKET TA...
2025/04/30   第5回サーキュラー...
2025/04/30   大平洋金属:25/...
2025/04/30   共英製鋼:25/3...

SUSscrap MarketWatch 2024#20 輸出は10円下げ、国内メーカー5円下げ 9月

 9月のステンレススクラップ価格については、国内ステンレスメーカー各社は9月2日からキロ当たり5円下げ(304系スクラップ)をアナウンス。一方、輸出大手の親和スチールは強気の10円下げとした。これで、親和スチール社の買値は推定で190円前後、日鉄ステンレスで200円、となる。つまり、親和スチール社と国内メーカーの値差はさらに広がり、10円の値差になる。

 

 8月内でも親和スチール社の304系スクラップの推定買値はキロ当たり200円前後で、国内メーカー、日鉄ステンレス、JSPで205円前後、であった。今回の9月の値下げでさらに値差は広がることになったのだが、これを国内メーカー、特に日鉄ステンレスが修正してくるかどうかが今後のポイントになる。

 

 これは前回SUSscrap MarketWatch 2024#19)も述べたように、日鉄ステンレスが意識的にスクラップレシオを引き上げていることも影響しているかと思われる。鉄スクラップで東京製鐵が輸出価格よりも常に高値を提示している(いた)ときの状況と似ている。

 

 親和社は316系スクラップも下げで320~330円、400系も下げて65円前後。

 

 

(IRUNIVERSE YT)

関連記事

関連記事をもっと見る