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ヒラタコーポレーション 大阪支店を開設 電気銅の販売、E-SCRAPの集荷を強化

 

 岡山市に本社を置く金属リサイクル業のヒラタコーポレーションは関西以東の市場開拓に本腰を入れる。主力の銅スクラップに加え、電気銅の販売やE-SCRAPの取扱量を高めながら東上作戦を展開する計画で、その前線基地となる大阪支店をこのほど開設した。全国カバー態勢を充実させ、2020年から始めた中国、韓国、台湾向けの輸出事業とあわせ、成長セクターのアジア市場全体を視野に入れながら、事業拡大に弾みをつける。

 

 大阪市北区梅田に開設した大阪支店はすでに本格的な営業活動を始めており、今後大阪以東へ営業網を拡大しながら、主力の銅スクラップ類のほか、電気銅の販売やEスクラップの集荷態勢も強化する方針だ。

 

 岡山に本社を置くヒラタコーポレーションは同県内に津山(津山市戸脇)、美咲(久米郡美咲町原田)、津山西(津山市神戸)の3つのヤードを展開。中国、韓国、台湾向け輸出を含めて、スクラップの月間取扱量は2023年度でおよそ4,740mt(輸出比率40%)の実績を残している。主力は2008年から本格的に手掛け始めた銅で、その取扱量は過去15年で100倍の規模に拡大している。2024年10月期の売上高は500億円を突破する見込みであり、その約90%以上を銅が占める。

 

 

 大阪への拠点展開で、関東圏も視野に入れて、大都市圏での発生量が多いE-SCRAPの集荷態勢を強化し、そうした成長路線をさらに加速する狙いだ。

 

支店の内部風景

 

関連記事:銅の取り扱い量は15年で100倍超に」――西の銅スクラップの雄、ヒラタコーポレーション

 

 

(IRuniverse G・Mochizuki)

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