三菱商事と出光興産、クリーンアンモニア分野で共同検討開始
2024/10/24 07:00 FREE
三菱商事と出光興産は23日、クリーンアンモニア分野での共同検討を開始すると発表した。両社の拠点を連携させ、海外から調達するクリーンアンモニアのサプライチェーン構築の検討を加速させる狙いだ。
アンモニアは燃焼時にCO₂を排出せず、既存の輸送手段・貯蔵設備を有効活用できることから、様々な産業での低炭素化・脱炭素化への貢献が期待されている。両社は、同プロジェクトで生産されるクリーンアンモニアをこれらの受入拠点を通じ、日本国内に供給することを構想している。
具体的には、クリーンアンモニア運搬船や輸入受入拠点の効率運用に加え、ExxonMobilが米国テキサス州・ベイタウンで推進するクリーン水素・アンモニア製造プロジェクトへの参画などを検討していく。
(IRuniverse K.Kuribara)
関連記事
- 2024/12/03 東ソー HDI誘導品の⽣産能⼒を増強
- 2024/12/03 非認定全部利用のELVは何処へ? 熊本大学 外川健一
- 2024/12/02 林地残材の活用促進でバイオマス発電の事業継続を―経産省小委員会
- 2024/12/02 ENEOS ベンゼンの12月契約価格決定 910$/MT (前月比▲5$/MT)
- 2024/12/02 出光 廃潤滑油のマテリアルR実現に向けプロセス構築と検証を開始
- 2024/12/02 元鉄鋼マンのつぶやき#71 企業倒産とパンドラの箱
- 2024/12/01 最近の一般炭と原料炭の価格推移(11/29)
- 2024/11/30 電力取引量(24年11月)
- 2024/11/30 UBE 半導体用途向け高純度硝酸の生産能力増強を決定
- 2024/11/29 屋根設置型太陽光発電に導入支援策検討、国民負担増に懸念もー経産省小委員会