新着情報

2025/07/10   電線業界:米国、銅...
2025/07/10   工作機械工業会受注...
2025/07/10   MARKET TA...
2025/07/10   原油価格の動向(7...
2025/07/10   再生材ビジネスコン...
2025/07/10   2025年1-4月...
2025/07/09   SUSscrap ...
2025/07/09   豪州からの風#42...
2025/07/09   岡本工作機械製作所...
2025/07/09   阪和興業、子会社が...
2025/07/09   東京製鐵 鉄スクラ...
2025/07/09   豪州の銅輸出、20...
2025/07/09   環境省 令7年度使...
2025/07/09   豪州、鉄鉱石輸出収...
2025/07/09   米国 銅に50%関...
2025/07/09   中国のニッケル銑鉄...
2025/07/09   シリコン輸出入#1...
2025/07/09   シリカ輸入Repo...
2025/07/09   銅スクラップ輸出入...
2025/07/09   銅スクラップ輸出入...

硫酸市場近況2025#1 明暗分かれる内・外需要――需要不振ながら国内メーカー3000円の値上げ

 硫酸市場は内・外需要で明暗が分かれている。輸出では、日本のFOB価格は足元50‐60ドルで推移しており、2024年度の輸出量も前年度比64万トン増の約355万トンと予測されている。依然としてニッケル高圧硫酸浸出(HPAL)用途でのインドネシア、フィリピンの需要は底堅く、「大手国内メーカーのフィリピン向け輸出量は月12‐13万トン」(市場関係者)だという。一方、国内需要は前年比52万トン減の約276万5000トンと「300万トン割れ」が続く見通し。ただ、そんな需給環境の中で、大手メーカーは24年12月、1トン当たり3000円の値上げを発表している。固定費・物流コストの上昇が主な理由だが、「もうひとつ大きな理由が、その根底にある」(メーカー関係者)という。謎解きをしてみた。
この記事は会員限定です。お申込み確定後に続きをお読みいただけます。

今すぐ会員登録する ログイン

関連記事

関連記事をもっと見る