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硫酸市場近況2025#1 明暗分かれる内・外需要――需要不振ながら国内メーカー3000円の値上げ

 硫酸市場は内・外需要で明暗が分かれている。輸出では、日本のFOB価格は足元50‐60ドルで推移しており、2024年度の輸出量も前年度比64万トン増の約355万トンと予測されている。依然としてニッケル高圧硫酸浸出(HPAL)用途でのインドネシア、フィリピンの需要は底堅く、「大手国内メーカーのフィリピン向け輸出量は月12‐13万トン」(市場関係者)だという。一方、国内需要は前年比52万トン減の約276万5000トンと「300万トン割れ」が続く見通し。ただ、そんな需給環境の中で、大手メーカーは24年12月、1トン当たり3000円の値上げを発表している。固定費・物流コストの上昇が主な理由だが、「もうひとつ大きな理由が、その根底にある」(メーカー関係者)という。謎解きをしてみた。
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