新着情報

2025/02/11   フィリピン新法案が...
2025/02/11   中国科学技術大学は...
2025/02/11   中国 2025年の...
2025/02/11   改めて問われるスズ...
2025/02/11   2024年の世界販...
2025/02/10   丸一鋼管:25/3...
2025/02/10   古河機械金属:25...
2025/02/10   住友化学 欧州・化...
2025/02/10   環境省 令和6年度...
2025/02/10   中国のニッケル銑鉄...
2025/02/10   環境省 中環審循環...
2025/02/10   環境省 再資源化高...
2025/02/10   米の鉄鋼、アルミ製...
2025/02/10   鉄鋼輸出入実績 2...
2025/02/10   日本カーボン:24...
2025/02/10   アルコニクス:25...
2025/02/10   シリコン輸出入#9...
2025/02/10   貿易統計セレン輸出...
2025/02/10   フルヤ金属:25/...
2025/02/10   鉄鋼輸出入実績 2...

硫酸市場近況2025#1 明暗分かれる内・外需要――需要不振ながら国内メーカー3000円の値上げ

 硫酸市場は内・外需要で明暗が分かれている。輸出では、日本のFOB価格は足元50‐60ドルで推移しており、2024年度の輸出量も前年度比64万トン増の約355万トンと予測されている。依然としてニッケル高圧硫酸浸出(HPAL)用途でのインドネシア、フィリピンの需要は底堅く、「大手国内メーカーのフィリピン向け輸出量は月12‐13万トン」(市場関係者)だという。一方、国内需要は前年比52万トン減の約276万5000トンと「300万トン割れ」が続く見通し。ただ、そんな需給環境の中で、大手メーカーは24年12月、1トン当たり3000円の値上げを発表している。固定費・物流コストの上昇が主な理由だが、「もうひとつ大きな理由が、その根底にある」(メーカー関係者)という。謎解きをしてみた。
この記事は会員限定です。お申込み確定後に続きをお読みいただけます。

今すぐ会員登録する ログイン

関連記事

関連記事をもっと見る