25年アジア向け亜鉛長契プレミアム、前年比同値圏決着の150‐160ドル
2025/01/23 18:03
2025年亜鉛地金のアジア向け長契プレミアムは、ほぼ前年並みの水準で決着した模様だ。ベンチマークとなるコリアン・ジンクのSHG亜鉛で1トン当たり150‐160ドル(推定値)と、安値で前年比10ドル高。ILZSG(国際鉛亜鉛研究会)が24年9月にまとめた世界の需給動向によると、供給不足となった24年から一転25年は供給超過になると予測されているが、鉱石ベースでの供給不安を依然引きずっており、それを映してLME亜鉛相場(現物)も依然高値圏で推移している。強弱材料が互いに打ち消しあう展開でプレミアム交渉も横ばいでの幕引きとなった。
関連記事
- 2025/08/27 国内半導体生販在Report#184マイコン 2025年前半販売額前年比16%減 2年連続の減少
- 2025/08/27 二次電池PSI-Report#207鉛蓄電池 2025年前半販売額前年比8%増加 5年連続の増加
- 2025/08/26 米の重要鉱物リスト案 銅、鉛も追加候補に――パブリックコメントスタート
- 2025/08/26 インドネシア最大の錫精錬所を中国企業が建設
- 2025/08/26 米利下げ観測でLME銅続伸、国内銅建値10円引き上げの1,490円に 亜鉛もUP
- 2025/08/25 LME Weekly 2025年8月18日-22日 ドル安・米利下げ観測のなかまちまち
- 2025/08/25 LME価格変動に伴う25年度の業績影響について:古河機械金属
- 2025/08/25 LME価格変動に伴う25年度の業績影響について:DOWA HD
- 2025/08/25 LME価格変動に伴う25年度の業績影響について:三菱マテリアル
- 2025/08/25 LME価格変動に伴う25年度の業績影響について:東邦亜鉛