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25年アジア向け亜鉛長契プレミアム、前年比同値圏決着の150‐160ドル

 2025年亜鉛地金のアジア向け長契プレミアムは、ほぼ前年並みの水準で決着した模様だ。ベンチマークとなるコリアン・ジンクのSHG亜鉛で1トン当たり150‐160ドル(推定値)と、安値で前年比10ドル高。ILZSG(国際鉛亜鉛研究会)が24年9月にまとめた世界の需給動向によると、供給不足となった24年から一転25年は供給超過になると予測されているが、鉱石ベースでの供給不安を依然引きずっており、それを映してLME亜鉛相場(現物)も依然高値圏で推移している。強弱材料が互いに打ち消しあう展開でプレミアム交渉も横ばいでの幕引きとなった。
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