環境省 循環経済パートナーシップ(J4CE)注目事例集2024発表式開催
環境省が2月17日発表したところによると、本年7年2月10日(月)、環境省、経済産業省及び一般社団法人日本経済団体連合会( 経団連 )は共同創設した循環経済パートナーシップ(J4CE:ジェイフォース)の「循環経済パートナーシップJ4CE注目事例集2024」発表式が開催された。
発表式には、中田 環境副大臣、竹内 経済産業大臣政務官及び野田 経団連副会長・環境委員長が出席し、J4CE参加企業による循環経済への先進的な取組の事例集「注目事例集2024年度版」を発表した。
発表式終了後は、注目事例に選定された企業や循環経済に取り組むJ4CE参加企業によるピッチと企業間連携のための交流会が行なわれた。
発表式と交流会の概要
日程:令和7年2月10日(月) 15:30~18:00
場所:経団連会館2階 国際会議場
主催:循環経済パートナーシップ(J4CE)
(創設団体:環境省、経済産業省、経団連)
参加:J4CE参加企業・団体97社169名
第3部 交流会と展示ブース 16:55~17:00
・第1部の創設団体各代表者による発言では、第五次循環型社会推進基本計画において、「国家戦略」として位置づけられた循環経済移行への重要性が述べられた。循環経済への移行を加速させるためには、業種を超えた企業同士の連携や、自治体・政府や市民、教育・研究機関といった様々なステークホルダーとの連携の促進が重要であり、J4CEを通じた活動が新たな連携の機会の創出や対話による課題への対処のプラットフォームとなり、我が国の産業競争力強化や新たなビジネスを共創する場に繋がることを期待する旨が述べられた。
・第2部の各社のピッチでは、多様な業界で異なるステークホルダー同士で事業者間連携を行いながら、循環経済の発展的かつ先進的な取組を行う事例が発表された。
J4CE(Japan Partnership for Circular Economy)は、循環経済への流れが世界的に加速化する中で、国内の企業を含めた幅広い関係者の循環経済への更なる理解醸成と取組の促進、官民連携を強化することを目的として、令和3年3月に環境省、経済産業省及び経団連によって創設されたパートナーシップ。令和4年9月には「注目事例集2022年度版」を作成し、公表している。
J4CEウェブサイト:https://j4ce.env.go.jp/
添付資料
循環経済パートナーシップ(J4CE)注目事例集2024年度版
https://j4ce.env.go.jp/publications/J4CE_2024_NoteworthyCases_J.pdf
(IR universe rr)
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