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非食品用途PET原料から飲料用ペットボトルを製造――業界を超えた9社の連携がスタート

 業界横断で9社が連携し、飲料用ペットボトルや非食品用途PETを原料に、ケミカルリサイクル(CR)に取り組むプロジェクトがスターする。参加するキリンホールディングスなどが21日発表した。非食品用途PETを原料に、飲料用ペットボトルを製造する取り組みは国内初だという。

 

  参加する9社は、キリンホールディングス、JEPLAN、TDK、村田製作所、花王、ファンケル、キリンビバレッジ、ペットリファインテクノロジー、アサヒ飲料。 

 

 今回の取り組みでは、使用済み飲料用ペットボトルに加えて、非食品用途として使用された工業用フィルム、化粧品ボトル、自動販売機用商品サンプルを原料として使用するという。

 

 工業用フィルムは、TDKと村田製作所が電子部品を製造する際に使用した工業用PETフィルムの端材を、化粧品ボトルは、花王とファンケルが店頭で回収した使用済みのボトルを、自動販売機用商品サンプルは、キリンビバレッジが商品入れ替え時に不要となったものが対象となる。

 

 ペットリファインテクノロジーが、それらの原料をもとにCRに取り組み、CR樹脂を採用する参加メンバー企業に供給する。供給を受けたメンバー企業はPET樹脂の品質評価を実施した上で、飲料用ペットボトルや化粧品ボトルへの採用を検討するという。採用時期については、キリンビバレッジは4月から飲料用ペットボトルの一部に、花王は5月から化粧品ボトルの一部で採用し、製造を始める。また、アサヒ飲料は10月以降の採用を予定しているという。

 

 

(IRuniverse G・Mochizuki)

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