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YKK アルミ合金ファスナー用材料を100%「低炭素アルミニウム」に切替え――5月から運用開始

 YKKは22日、ファスナー用に調達するアルミニウム合金線の全量を「低炭素アルミニウム」由来に切り替え、運用を始めると発表した。住友電気工業と同グループの富山住友電工と合意した「低炭素アルミニウムの利用に関する契約」に基づき、2024年度から調達を始め、順次適用を拡大してきていた。低炭素アルミは、水力発電などの再生可能エネルギーを電力源とすることで、アルミ地金1トン当たりの製造時のCO2排出量を4トン以下に抑えているという。

 

 YKKは、2050年までに「気候中立」を達成するための持続可能性目標である「YKKサステナビリティビジョン2050」を掲げ、「気候」「資源」「水」「化学物質」「人権」の5つのテーマで目標を設定し、活動を進めてきている。「気候」テーマでは、自社とサプライチェーンにおける温室効果ガスの排出量を2050年までにScope1、2において90%削減、Scope3において90%削減(ともに2018年度比)する方向で、取組みを推進している。「低炭素アルミニウム」の採用は、Scope 3での排出削減目標の実現に向けた具体策の一つになるという。

 

(IRuniverse G・Mochizuki)

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