トライシクル 企業間リユースを促進する実証実験開始、ReSACO使用
トライシクル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役CEO山田 晃一)は、5月28日、企業の不要となった資産を必要な企業とマッチングさせるプラットフォーム「ReSACO」(リサコ)を使用し、企業間リユース促進に向けた実証実験を、株式会社FGLサーキュラー・ネットワーク(本社:東京都千代田区、代表 取締役社長 大木 昭彦)と開始すると発表した。
今回の実証実験は、サーキュラーエコノミー実現の為、DXの力で企業でのリユース・リサイクルを促進し、最終廃棄物をギリギリまで減らす事を目的とし、同実証実験を通じ、企業の遊休資産処分の課題に、サーキュラーエコノミーを追求する新たな施策を提供することを目指す。
今回、取り組む実証実験の内容は、不要となったリース資産を、場所、時間などの事業上の制約のために買取業者にまとめて割引販売をしたり、単純廃棄するのではなく、先ず「ReSACO」上で企業に直接アプローチしてリユースを試み、参加、協力する企業に商品を販売。企業間での適正なリユース取引について、価格、物流、利便性などを検証、取引にかかわるGHG排出量の算出、参加利用者の満足度など、複数の側面から検証し、効果を図る。
さらに、残った商品を資源買取処分とし、適性に資源リサイクル処理。従来の取引スキームに対して、経済面、環境面でどのくらい貢献ができたかを最終検証する。実証実験期間は8月末までの3か月を予定。
同取り組みに、参加・協力するる企業を、2025年6月1日より、下記申し込みフォームにて募集開始する。
「ReSACOプラットフォーム利用参加企業申し込みフォーム」
URL https://tayori.com/f/resaco-signup/
【企業と企業をつなぐリユースマッチングプラットフォーム「ReSACO」(リサコ)】
個人間に比べ、エンドユーザー企業間でのリユースは、経理処理上の問題、物理的な量、輸送、保管の問題など、様々な課題があり、普及をしていない。企業で不要とされる、まだ価値あるモノの多くが廉価で引取られたり、産業廃棄物となってしまっているのが現状だ。企業特有の課題を解決し、まずは、リユースを選択し、不要品の残存価値を最大化する、それが企業間のリユースマッチングプラットフォーム「ReSACO」だ。
(IR universe rr)
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