4月28日15時、大平洋金属は「電気炉の溶融物漏出事故について(第5報)」を発表した。
2022年3月29日(火)18時20分頃発生した同社八戸本社・製造所(青森県八戸市)の電気炉の溶融物漏出事故について、設備復旧状況について及び2023年3 月期通期連結業績への影響額の見通しは下記の通り。
1、設備復旧状況について
溶融物が漏出した電気炉 1 基の復旧に関しては、2023年1月13日付「電気炉の溶融物漏出事故について(第4報)」公表のとおり、復旧及び操業再開は翌連結会計年度の見込みに変更はない。
2、23/3期の業績に与える影響額の見通し
生産設備関係について、23/3期業績への影響額は、特別損失として復旧費用4.18億円計上の見込み。なお、保険金の受取額等については、前回公表のとおり、損害認定のための手続き中であり復旧費用と同時期の計上にはならないため、23/3期業績への影響はない。
(IRuniverse 井上 康)