本日11日に行われた関東鉄源の23年度7月輸出テンダーは、下記の通りです。
平均価格はトン49,740円(前回比1,573円高)で5,500トン落札。
1、49,740円(5,500トン)
応札13社14件、辞退2社。
応札数量 8万8500トン
という結果になったが、足元はベトナム、韓国向けともに輸出は不振。国内向けも夏場の電力事情で減産傾向ではあるが、発生難からスクラップは高値安定。
最近、中国の鉄鋼メーカーを視察してきた方々によると、中国も高炉の電炉化でスクラップの調達を増やす、と明言しているそうである。昨年は全くの期待外れに終わった中国向けだが、今年はそれなりに増える可能性がある。また中国向けといえば上級品種のみだったが、下級くず(H2他)にも購入枠を広げることも検討しているようである。
(IRuniverse/MIRU)