シンガポールに本拠を置くリチウムイオン電池のリサイクルを手掛ける新興企業であるGreen Li-ion社は、NMC811の完全リサイクルされた前駆体「GreenpCAM」の提供を韓国の事業者向けに行う用意が出来たと発表した。
現在GreenpCAMには3種類の製品が用意されている。
それぞれバッテリーグレードのNMC 811、バッテリーグレードのNMC 811硫酸塩、炭酸リチウム (99.3%)となっている。
同社は発表の中で「GreenpCAMは、高品質で高性能であるだけでなく、非常に持続可能な革新的なバッテリー製品です。採掘された材料に依存する従来のバッテリーとは異なり、GreenpCAMは100%リサイクルされたバッテリー材料から製造されています。この革新的なアプローチにより、環境への影響が軽減され、将来に向けて電池材料が確保されます。(和訳)」と述べている。
同社は公式ホームページでNMCの他のバージョンとして600番台、500番台、300番台も提供可能であるとアナウンスを行っている。
これらすべてがリサイクル材料であると宣伝している。
(GreenLion社Websiteより)
(IRuniverse Ryuji Ichimura)