環境省は、脱炭素社会構築に資する資源循環システム構築の加速化を図るため、従来型の化石由来資源利用を段階的に改めることとしている。この事業は、化石由来資源の代替素材開発や、プラスチック等のリサイクル技術・システム高度化など、技術的課題を解決し事業化に向けて必要な実証を行うもの。
令和5年度事業については、補助事業の三次公募を令和5年8月17日(木)~同年9月29日(金)の期間で実施。同事業に応募のあった案件について、申請書類による事前審査及び有識者で構成される評価審査委員会における審査を行い、採択すべき事業を選定した。
① 化石資源由来プラスチックを代替する省CO2型バイオプラスチック等(再生可能資源)への転換及び社会実装化実証事業
② プラスチック等のリサイクルプロセス構築及び省CO2化実証事業
③ 廃棄物等バイオマスを用いた省C02型ジェット燃料又はジェット燃料原料製造・社会実装化実証事業
④ 廃油のリサイクルプロセス構築・省C02化実証事業
■ 選定結果
この事業の公募に対し5件の応募があり、申請書類による事前審査及び有識者で構成される評価審査委員会による審査を行った結果、以下4件(プラ代替素材事業1件、プラリサイクル事業3件)の事業について選定した。
(IR universe rr)