2024/10/21 21:00
文字サイズ
「眠れる獅子の目を覚まさせた」――銅スクラップ系国内問屋役員はそう呟いた。中華系問屋の動きに、国内問屋勢は改めていま身構える。関東圏の自治体で今春から相次いで制定されたヤード規制条例、地域的な広がりをもって効果が浸透し始め、その制定の背景のひとつとしてあった一部違法操業を続ける中華系事業者の締め出しという所期の目的は着実に成果を上げつつある。ただ、これで中華系からトランジット感覚が消え、じっくり腰を据えて地域に根ざそうとする動きが広がり、気が付けば、資本力のある相手との新たな集荷競争を迫るステージにいる。そんな自らの立場への予感が中小問屋を中心に緊張感を生んでいるのだ。
この記事は会員限定です。お申込み確定後に続きをお読みいただけます。
新着記事
2025 SMM APAC 鉛蓄電池産業会議 in ホーチミン:ブース訪問記(インド企業)
2025/12/11
環境省 令7「使用済紙おむつの再生利用等に関するガイドライン改定に関する検討会」(第2回)開催発表
2025/12/11
FREE
ガソリンへのバイオエタノール導入を沖縄県で先行開始―経産省が2028年上期開始で検討
2025/12/11
FREE
CDP企業調査の気候変動スコアで山陽特殊製鋼がA、愛知製鋼がA-を取得
2025/12/11
FREE
東亞合成 次亜塩素酸ソーダの価格改定を発表、ローリー 12円/kg、包装品 : 25 円/kg
2025/12/11
FREE
2025年10月 アルミスクラップ輸出統計分析 アルミ合金スクラップは、大幅に3カ月連続増加 2024年12月以来の3万トン台
2025/12/11
ニッケルブログ#25 航続距離延長型電気自動車の進化 - 従来のエンジンと完全な電気自動車の架け橋
2025/12/11
FREE
新電力へのスイッチング件数(25年11月)
2025/12/11
貴金属PGM市場近況2025#12 来年も引き続きドル安支援で高値更新か?
2025/12/11
2025 SMM APAC 鉛蓄電池産業会議、鉛蓄電池産業の現在・未来――詳報①
2025/12/11