
10日、日本ボンド磁性材料協会(東京日暮里 有泉豊徳会長)は恒例の新春セミナー及び賀詞交歓会をこちらもお馴染みのアートホテル日暮里ラングウッドで開催した。
新春セミナーは明治大学の小原学博士による愉快なドイツ生活での話。「皆さんがイメージしているドイツと実際に現地で生活してみるとかなり違う」ということで、様々な場面でギャップを感じた豊富なエピソードを疲労された。
その後に行われた賀詞交歓会では有泉会長が「自動運転などのテクノロジーにはマグネットが必要。これからもマグネット需要は伸び続けていく」として乾杯!
最近のボンド磁石のマーケットについて有泉会長に聞くと「コロナ禍の影響で昨年前半までは在庫調整が続いていたが、後半からようやく動き始めた」とのこと。
中締めでは元ブロテリアルで、ボンド磁性材料協会副会長の諏訪部氏が挨拶。
ボンド磁性材料協会は社団法人でもないため、磁石同志、有志の方々が自主的に集まる、というスタイルを過去から貫き通している。ゆえに磁石バカといえるような熱い方々が集まっている。しかし「若手が少ないことが課題」とさる磁石メーカーOBの方がもらしていたが、それは国内のあらゆる製造業、素材産業に共通した課題でもあろう。
(iruniverse yt)