2025/02/07 09:38
文字サイズ
24/12期は営業利益61.2億円と2年ぶりの黒字を達成し、今25/12期は営業利益200億円への大幅な増益を計画し、200億円規模の自己株買いを公表しているが、増益の源泉は前期に国内のディスプレイガラスとマレーシアでのガラスファイバの減損の効果が大きく、半導体用ガラスの好調も貢献度はまだ低く、トランプ関税によるディスプレイガラス需要の下期失速やガラスファイバの競争激化の継続とリスク含みの期初計画となる。半導体用ガラス基板などの新規製品の収益拡大や全電気熔解技術の採用による生産性向上による収益拡大は来期以降となろう。
この記事は会員限定です。お申込み確定後に続きをお読みいただけます。
新着記事
25年度の上半期需要は前年比4%増の32万7,694トン、回復基調見せる伸銅業界――日本伸銅協会正副会長会見
2025/10/30
電線:Corning決算発表、光関連事業は?
2025/10/29
ARE HD:26/3期業績見通しを上方修正
2025/10/29
日米共同ファクトシートを公表、米ファルコン・カッパー社が20億ドルの事業規模で銅製錬・精錬施設建設へ
2025/10/29
FREE
豪ライナス・レアアース、マレーシア事業を拡充へ 重希土類の工場追加、日本への供給も視野
2025/10/29
赤澤経産大臣、「新たな供給源の形成を」―日米レアアース署名に言及
2025/10/29
Glencore 南アMerafeの1~9月フェロクロム生産量は前年比51%の大幅減 エネルギーコスト高で苦しい製錬業
2025/10/29
米中首脳会談を前にお互い譲歩 中国はレアアース輸出規制を1年延期
2025/10/29
2025年8月 E-SCRAP輸出入統計分析 依然累計輸入数量は前年超え、金額はインドネシア低迷で前年割れ続く
2025/10/29
GX MINERALS(林化成)の脱炭素化と軽量化を両立する高機能フィラー「DIA」
2025/10/29
FREE