世界各国は、トランプ政権が関税を武器に海外へ殴り込む事でどう対処するのか悩んでいる。一方海外からあまり見えない米国内への関税の影響を懸念する記事が2月12日のニューヨークタイムズに鉄鋼とアルミニウムに関し掲載された。今後のトランプ政権による関税メッキの今後の米国経済を予測した。
米国への鉄鋼・アルミ二ウム輸入関税25%の影響(要約版)
トランプ政権2期目の関税戦略は、どれだけの影響を米国経済に及ぼすのかを改めて全体像を概括してみた結果、生活者レベルで関税増税を市民が実感する場面がありそうだ。特に生活面で安価なビールやコーラ価格は消費者の目に見える価格転嫁となりそうだ。
加えて自動車価格は全般に価格上昇となるが、中国自動車産業が安価な価格維持で増税にも拘わらず、輸出攻勢を懸けるであろう。
市民が選んだトランプ政権ではあるが、前宣伝が出来過ぎで、関税一本でどの位厚化粧が剝がれないかを予測する愉しみがでてきた。
(Katagiri)