
MIRAI-LABO(ミライラボ、東京都八王子市、平塚利男社長)とMS&ADインシュアランスグループのあいおいニッセイ同和損害保険(代表取締役社長は1日、資本業務提携契約を同日に締結したと発表した。両社の強み・リソースを統合し、中古EVバッテリーの供給・診断および再生・二次流通を循環させる仕組みを構築することにより、バッテリーに関する様々な社会課題の解決を目指す。
出資は既に完了しており。ミライラボが第三者割当増資により発行する株式をあいおいニッセイ同和損保が4月30日に取得した。
具体的な提携内容としては、▽あいおいニッセイ同和損保のEVを対象とした自動車保険契約において、全損となった車両のバッテリーをミライラボに供給▽ミライラボで診断・再生されたバッテリーを対象とした保証保険をあいおいニッセイ同和損保が組成・引受▽あいおいニッセイ同和損保がテレマティクス技術で取得する「事故発生時の衝撃度」とミライラボの診断によるバッテリー破損結果データを突合し、衝撃度とバッテリー破損状態の相関性を検証――することなどを検討している。
(IRuniverse K.Kuribara)