2025/06/30 19:55
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LME銅相場(現物)、ついに1トン1万ドルの大台に突入である。先週末は調整色が出て下げて取引を終えたが、それでも大台は維持している。バックワーデーション現象も出て、極端なポジションの偏りも目立つため、LMEが大口ポジション業者に異例の在庫貸出命令を出したが、高値を追う勢いにいまのところ陰りは見られない。期近から期先まで1トン換算でズラリ1万ドル台が並ぶNY先物相場に負けじと、むしろ上昇ペースを速めている印象すらある。指標となるLME相場の値動きに、スクラップ業界も警戒感を高めており、国内取引もロンドン、NYと密接にシンクロしている。「3都同調トライアングル、いや中国・上海も含めて新たな4都同調狂詩曲(ラプソディー)かな」。あまりに難解な方程式に、そうつぶやき考え込む、われらが堂林記者。当然、師匠の出番である。
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