2025/09/01 18:05
国内アルミ合金・スクラップ市況は、秋口の商戦本番を前に、薄商いながらコストプッシュ型の商状をみせ、上値を試す展開が続いている。原料のスクラップは軽圧メーカーなどの買いを映して上物中心に引き続き品薄状態にあり、製品の国産ADC12も原料のスクラップ高に背中を押される形で、先決め物主導により1キロ400円の大台乗せの声も聞こえ始めた。「足元の薄商いが微妙な均衡を作り出しているが、ちょっとした買いで上振れする地合い」(市場関係者)になってきており、スクラップの指標となるLME相場が再びじり高基調をみせ始めたその動向と併せ、いまの流れを大きく変える材料は見当たらない。
この記事は会員限定です。お申込み確定後に続きをお読みいただけます。
新着記事
豪BHPビリトン、西豪州ニッケル資産売却か UBSとマッコーリーを起用
2025/09/11
貴金属PGM市場近況2025#9 金を主軸に右肩上がりの品目多し
2025/09/11
MARKET TALK現地9月10日 全面高、米利下げ期待やAI・半導体関連株高を受けて
2025/09/11
チタン:FAA、B737maxの月産上限の解除未定
2025/09/11
原油価格の動向(9/10):引き続き弱含み
2025/09/11
中国のニッケル銑鉄&鉱石価格動向(25年9月第2週) 平穏、需給ともに弱くバランス
2025/09/10
国内ポリオレフィン事業の競争力強化に向けた 3 社基本合意について
2025/09/10
FREE
ISLC#7 中南米・東南アジアにおける鉛バッテリーリサイクルの現状と戦略
2025/09/10
PRO
工作機械工業会受注速報 25年8月受注は8.%増1197億円、2ヶ月連続同月比増加
2025/09/10
盛り上がるインドのアルミ需要、若手商社マンの遠征記―25日BSではMRAIのアマール氏登壇
2025/09/10