2025/09/07 13:42
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この2月のトランプ米大統領による銅輸入関税賦課調査指令を受けCOMEX銅相場は一時12,800ドル/トンまで急騰していたが、精製銅は50%の賦課対象リストから除外されることが発表されたのち、9,900ドル台へと反落した。この過程で高値掴あみをした在庫の行方が注目されるが、実際にはCOMEX指定倉庫の在庫が増加を続けている。8月初頭の26万トンから9月現時点では30万トン超えと1カ月間で4万トン、15%もの増加となっている。それ以前の過程では、急拡大したNYプレミアムに引き付けられてCOMEX在庫は1-4月で20万トン近く増加したのだったが、いまやそのプレミアムはほとんど消失しているにもかかわらず、依然として在庫が積み上がるとは不思議と言えば不思議。
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