10月30日にトヨタが発行した2025年版のSustainability Data Book で、GHG排出量削減のためグリーン鋼材の調達を積極化する。
Sustainability Data Bookの22ページにはグリーン鉄(「GX推進のためのグリーン鉄」および「低CFP鋼材」は経済産業省が主催するGX推進のためのグリーン鉄研究会における定義)である神戸製鋼所「Kobenable Steel」、JFEスチールの「JGreeX」、日本製鉄の「NSCarbolex Neutral」、POSCO の Carbon reduction allocated steel の採用を2025 年から開始したと明記している。
加えて、鉄スクラップを主原料とした東京製鐵の「低 CFP 鋼材」の採用を2025年中に開始予定とも明記している。
同社が東京製鐵の低CFP鋼材を採用すれば、東京製鐵の念願がかなうことになるが、ボディ材での採用なのか、部品としての採用なのか、気になるところ。ただ、東京製鐵にとって、自動車向けの新規需要が出てくることで、足元で低迷している建材向けをカバーできるようになるかもしれないため、今後の動向に注目したい。
(IRuniverse 井上 康)